013 Egretta Sacra II vol.1 :ショートショート台本002  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

P-2 女の敵は女

  ■概要
主要人数:4人
時間:

■ジャンル
ボイスドラマ、中世、シリアス、ファンタジー

■キャスト
パティ(女、23歳、マックスの秘書)
エリーズ(女、23歳、メイド長)
クローディア(女、25歳、家政婦)
クリス(男、14歳、幽霊)


タイトル
時間
キャスト
セリフ・ナレーション
P-2      

女の敵は女

001

クリス

(楽しそうに)
「ほら、噂をすれば、早速・・・あれは、マックスの秘書のパトリシアとメイド長のエリーズだね」

パティ、エリーズ、

002

クリス

(呆れたように)
「それにしても、パティの変わり身の早さには恐れいったよ。サルバドール男爵から、マックスに乗り換えるなんてねぇ・・自分のキャリアのために男を利用する・・怖い女だよねぇ」

クローディア、クリス

003

クリス

(肩をすくめて)
「それから、エリーズ・・こっちは、リュシアンにご執心のようだね。リュシアンのいるところ、エリーズあり!なーんて、まさに、ストーカー女の典型!」

TIME:

004

クリス

(楽しそうに)
「正反対な性格の二人が出会うと、どうなるのかな。ちょっと、のぞいてみよう!」

 

005

  (掃除をしているエリーズに、パティがわざとらしくぶつかって)
 

006

パティ

(明るく)
「あら・・そんなところに、いらしたの。ごめんなさい、暗すぎて、よく見えなかったわ」

 

007

エリーズ

(首だけ後ろを向いて、恨みがましく)
「わざとらしい・・・この能天気ラテン女が・・」

 

008

パティ

(わざとらしく、後半は腕を組んで、エリーズを上から下まで眺めて)
「何かおっしゃったかしら?・・・それにしても、その制服、喪服みたいで、あなたにとってもお似合いね」

 

009

エリーズ

(不機嫌そうに)
「パトリシアさんこそ、たいしてお若くないのに、そんなに露出が激しくて、大丈夫かしら?」

 

010

パティ

(にっこり笑って)
「ご心配ありがとう。あなたとは違うから、大丈夫よ、エリーズ」

 

011

エリーズ

(嫌味っぽく)
「この度は、マクシミリアン様に乗り換え・・・いえ、秘書、ご就任おめでとうございます」

 

012

パティ

(余裕たっぷりに)
「そうね。これからは、こちらでお世話になるから、仲良くしましょうね、メイド長さん。さあ、私は忙しいから、行くわね。あなたは、お掃除の続きをしてちょうだい」

 

013

エリーズ

(首だけ後ろを向いて、怒って)
「フン・・!本当に嫌味な女!!」

 

014

パティ

(去りかけて、振り向いて)
「ああ、そうそう!後で私の部屋まで、お茶を運んでちょうだい、エリーズ」

 

015

エリーズ

(腕を組んで)
「雑巾の絞り汁でもいれてやろうかしら!!」

 

016

クローディア

(遠くから)
「エリーズ、ちょっといいかしら?」

 

017

エリーズ

(慌てて、去りながら)
「はい、ただいま!」

 
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