013 Egretta Sacra II vol.1 :ショートショート台本005  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

P-5 秘密の花園 1

  ■概要
主要人数:4人
時間:

■ジャンル
ボイスドラマ、中世、シリアス、ファンタジー

■キャスト
カミーユ(男、30歳、従僕)
ヘイリー(女、18歳、メイド)
リュシアン(男、23歳、執事)
クリス(男、14歳、幽霊)


タイトル
時間
キャスト
セリフ・ナレーション
P-5      

秘密の花園 1

001

クリス

(楽しそうに)
「おやおや、あそこに見えるのは、フットマンのカミーユと、ハウスメイドのヘイリーだね」

カミーユ、ヘイリー、

002

クリス

(ニヤリとして)
「こんなにひとけのない場所で二人きりなんて、ちょっと怪しいよねぇ・・・たしか、エグレッタって、使用人同士の恋愛は禁止だったはずだけど・・」

リュシアン、クリス

003

クリス

(楽しそうに)
「あのリュシアンが見つけたら、どうなることやら・・さあ、のぞいてみようか?」

TIME:

004

  (イスに座ったり、立ったり、ソワソワしながら待つヘイリー、そこへカミーユがやってくる)
 

005

カミーユ

(焦ったように)
「ごめん、ヘイリー、遅くなって・・随分、待った?」

 

006

ヘイリー

(にっこり笑って)
「ううん。私は大丈夫。でも、カミーユさんは大丈夫だったの?」

 

007

カミーユ

(肩をすくめて)
「ああ・・今日は朝から大忙しだよ」

 

008

ヘイリー

(口元に手をあて)
「あら!ごめんなさい!!」

 

009

カミーユ

(微笑みかけて)
「いや・・少しは息抜きをしないと・・」

 

010

ヘイリー

(微笑んで)
「ええ。あんまり、働きすぎて、身体を壊さないでね」

 

011

カミーユ

(後半、肩をすくめて)
「ああ、大丈夫だよ。それにしても、今日のリュシアンはいつものまして、ピリピリしていて・・やれやれ・・・」

 

012

ヘイリー

(心配そうに)
「マルグリート様のことかしら?」

 

013

カミーユ

(後半、肩をすくめて)
「それも、あるけど・・どちらかというと、マクシミリアン様のことかな」

 

014

ヘイリー

(首をかしげて)
「マクシミリアン様?」

 

015

カミーユ

(苦笑して)
「ああ。あの二人は水と油だね。これから、大変だ・・」

 

016

  (二人が話している最中に、リュシアンが柱の陰から徐々に、不機嫌そうな姿を見せる)
 

017

リュシアン

(わざとらしく咳ばらいをして)
「ゴホ、ゴホン!!」

 

018

カミーユ

(焦って)
「リュ、リュシアン!?」

 

019

ヘイリー

(驚いたように)
「リュシアンさん!?」

 

020

リュシアン

(二人に近寄って)
「随分、暇そうですね、カミーユ。私が言いつけた仕事は、そんなに簡単でしたっけ?」

 

021

カミーユ

(困ったように)
「あ、いや・・」

 

022

リュシアン

(カミーユだけ見つめて)
「ヘイリー、クローディアがあなたのことを探していましたよ。すぐに持ち場に戻りなさい」

 

023

ヘイリー

(慌てて返事をして、バックヤード方面に立ち去る)
「は、はいっ!!!失礼致します!」

 

024

カミーユ

(ヘイリーを追いかけようとして)
「あ、ヘイリー・・!!」

 

025

リュシアン

(言葉で止めて、後半、立ち去りながら)
「カミーユ!・・・あなたには、やってもらいことが山ほどあります!ついてきて下さい」

 

026

カミーユ

(がっかりして、後をついていく)
「あ・・・はい・・・」

 
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