013 Egretta Sacra II vol.1 :ショートショート台本008  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

P-8 ラブ・アフェア

  ■概要
主要人数:5人
時間:

■ジャンル
ボイスドラマ、中世、シリアス、ファンタジー

■キャスト
マックス(男、24歳、女主人・マルグリートの恋人)
パティ(女、23歳、マックスの秘書)
ハリー(男、17歳、近侍)
マルグリート(女、21歳、伯爵令嬢、エグレッタ・サクラの女主人)
クリス(男、14歳、幽霊)


タイトル
時間
キャスト
セリフ・ナレーション
P-8      

ラブ・アフェア

001

クリス

(楽しそうに)
「それにしても、この館はクセ者揃いで飽きないねぇ・・」

マックス、パティ、

002

クリス

(面白そうに)
「ほーら、噂をすれば、今度はマックスと秘書のパティだよ。あの二人って、何だか怪しいよね」

ハリー、マルグリート、クリス

003

クリス

(楽しそうに)
「どんな会話をしているのか、のぞいてみよう!」

TIME:

004

  (気だるげにイスに腰かけているマックスの元にパティが歩いてくる)
 

005

パティ

(きびきびと頭を下げて)
「失礼致します、マクシミリアン様」

 

006

マックス

(気づいたように顔をあげて)
「ああ、パティ・・どうした?」

 

007

パティ

(淡々と)
「本日の予定をご報告に参りました」

 

008

マックス

(大きくのびをしながら)
「そっか・・」

 

009

パティ

(淡々と)
「随分、お疲れのご様子ですね」

 

010

マックス

(苦笑して)
「まあね・・ここに、慣れるまでは、もう少し、時間がかかるかな」

 

011

パティ

(淡々と)
「左様でございますか」

 

012

マックス

(魅惑的に)
「ねぇ、パティ・・疲れたボクをキミが癒してくれないか?」

 

013

パティ

(淡々と)
「また、たちが悪いご冗談を・・」

 

014

マックス

(立ち上がって、パティを抱きすくめて)
「フフ・・冗談なんかじゃない・・・ボクはいつでも本気だよ」

 

015

パティ

(軽くにらみつけて)
「なおさら、たちが悪いですわ」

 

016

マックス

(パティのメガネをはずしながら)
「ねえ、パティ。今度、二人でゆっくり食事でも・・」

 

017

  (ハリーが怒ったように入ってくる)
 

018

ハリー

(怒りながら歩いてきて、二人に気づいて)
「聞いてくださいよ、マックス様!あの陰険執事ときたら・・・!・・あっ、すみません!!出直します!!」

 

019

マックス

(にっこり笑って、パティから離れて)
「ハハ・・いいよ、ハリー」

 

020

パティ

(メガネをかけなおしながら、会釈をして立ち去る)
「ご予定については後ほど・・それでは、失礼致します」

 

021

ハリー

(申し訳なさそうに)
「あ、あの・・ボク、お邪魔虫でした?」

 

022

マックス

(イスに座りなおして)
「いや、別に構わないよ。どうした、ハリー」

 

023

ハリー

(思い出したように泣きついて)
「あ・・・聞いてくださいよ〜!リュシアンさんったら、ボクに大変な用事ばかり言いつけるんですよ!」

 

024

マックス

(面白そうに)
「へぇ・・あのリュシアンがねぇ・・」

 

025

ハリー

(腕を組んで怒ったように)
「ボクだって忙しいのに!!もう!ボクは、リュシアンさんの小間使いじゃないのに!!」

 

026

マックス

(笑顔のまま)
「アハハハ!まあまあ・・・そうカッカするなよ、ハリー」

 

027

  (マルグリートが入ってくる)
 

028

マルグリート

(二人に歩みよって、ゆったりと)
「あら、二人とも、何だか楽しそうね」

 

029

マックス

(立ち上がって、マルグリートを抱きすくめて)
「やあ、マルグリート」

 

030

ハリー

(慌てて、頭を下げて)
「あ!マルグリート様!」

 

031

マルグリート

(頬に触れながら)
「あなたがなかなか姿を見せないから、迎えにきたのよ、マックス」

 

032

マックス

(マルグリートを見つめて)
「それは、済まなかったね」

 

033

ハリー

(おそるおそる声をかけ、頭を下げて立ち去る)
「あのぉ・・・ボクはこれで失礼致します」

 

034

マックス

(ニコリと微笑んで)
「ああ、また遊びにおいで、ハリー」

 

035

マルグリート

(肩に手をおき)
「さあ、私たちも参りましょう。お客様がお待ちかねよ」

 

036

マックス

(マルグリートから離れて)
「そうだね。この続きは後で・・・さあ、行こう」

 
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