013 Egretta Sacra II vol.1 :ショートショート台本011  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

P-11 恋にうたえば

  ■概要
主要人数:4人
時間:

■ジャンル
ボイスドラマ、中世、シリアス、ファンタジー

■キャスト
コゼット(女、16歳、侍女、双子)
リュシアン(男、23歳、執事)
セルジュ(男、16歳、従者)
クリス(男、14歳、幽霊)


タイトル
時間
キャスト
セリフ・ナレーション
P-11      

恋にうたえば

001

クリス

(楽しそうに)
「侍女のコゼットとミネットは双子の姉妹。ボクたちと一緒だね」

コゼット、リュシアン、

002

クリス

(いたずらっぽく)
「とは言っても、一卵性双生児ではなく、二卵性みたいだから、顔もたいして似ていないし、性格もどうやら、随分違うみたいだよ」

セルジュ、クリス

003

クリス

(楽しそうに)
「おっと、あそこにいるのは、コゼットと・・リュシアン?不思議な組み合わせだね・・何が起きることやら・・」

TIME:

004

  (ファイルをチェックしているリュシアンにコゼットが後ろから近づいて)
 

005

コゼット

(後ろから声をかけて)
「リュシアンさん♪」

 

006

リュシアン

(コゼットに気づいて振り向いて)
「ああ・・コゼット・・どうしました?」

 

007

コゼット

(甘えた口調で)
「あのぉ〜、私・・・こういうお仕事って慣れてなくて・・・失敗ばかりで、皆さんにご迷惑をおかけしていないか、心配でぇ・・・」

 

008

リュシアン

(ファイルに目を落としながら、淡々と)
「あなたもミネットもよく働いてくれてると思いますよ」

 

009

コゼット

(リュシアンに背中を向けて、後ろで手を組んで)
「ミネットは、私と違ってぇ・・神経が図太いってゆーかぁ・・要領がいいってゆーかぁ・・たいしてやってないくせに、いつもおいしいとこどりでぇ・・」

 

010

クローディア

(遠くから、リュシアンを呼んで)
「リュシアン、ちょっといいかしら?」

 

011

リュシアン

(後ろを振り向いて返事をして、行ってしまう)
「ああ・・今、行きます」

 

012

コゼット

(リュシアンが行ってしまったことに気づかず)
「私はどっちかっていうと、気弱だし、思っていることを、なかなか口にできないし〜・・がんばっていても、なかなか、周りにそれをアピールできないってゆーかぁ〜」

 

013

 

(リュシアンと入れ替わりに、封筒を持ったセルジュが歩いてきて、コゼットの前で立ち止まり、首をかしげている)

 

014

コゼット

(セルジュがいることに気づかず、恥ずかしがって)
「マックス様も、そんなコゼットの奥ゆかしいところが、いい!なんて言ってくれるんですけどぉ・・・いやーん、私ったら〜♪キャー!」

 

015

セルジュ

(不思議そうに、コゼットの肩に手をかけ、声をかけて)
「あのぉ・・・?」

 

016

コゼット

(好きですの部分で振り返って、セルジュに抱きつく)
「でもぉ・・思い切って、言っちゃいます!私、リュシアン様のことが好きです♪」

 

017

セルジュ

(驚いて)
「うわ・・っ!!」

 

018

コゼット

(抱きついたままの状態で首をかしげ、おそるおそる顔をあげて、口調をガラリとかえて離れる)
「え・・?リュシアン様・・・?キャッ!!!何!?何で、あんたが、そこにいるわけぇ!?」

 

019

セルジュ

(焦ったように)
「いや・・・!!普通に歩いて来たら、コゼットさんが、一人で喋ってるから・・・」

 

020

コゼット

(怒ったようにセルジュを突き飛ばして、リュシアンを探しながら立ち去る)
「もう!!何なのよ!!邪魔だから、どいて!!リュシアン様〜?リュシアン様〜〜〜!!」

 

021

セルジュ

(呆然とした様子で)
「え・・・何だったの・・?あれ・・・」

 

022

セルジュ

(思い出したように慌てて立ち去る)
「おっと・・・早くパティさんのところに、これを届けなきゃ!」

 
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