014 Sweet Mulberry Farm I vol.2 :芝居用台本002  ・・・・・・・・・・・・・・ 

S-1 マルベリーの朝

 

■概要
主要人数:10人
時間:


■ジャンル
ボイスドラマ、西部開拓時代、コメディ

■キャスト
リック (男、20歳、農夫)
ナンシー (女、25歳、メイド長)
アダム (男、49歳、農場長)
エレイン (女、26歳、家庭教師)
マーティン (男、20歳、農夫)
サンディ (女、18歳、メイド)
キース (男、16歳、農夫)
ショーン (男、20歳、四姉妹の従兄弟)
セルマ (女、22歳、メイド)
ウェイン (男、17歳、農夫)


タイトル
時間
キャスト
セリフ・ナレーション
S-1      

(正面側からリック、バックヤード側からナンシーが歩いてくる)

マルベリーの朝

001

ナンシー

(明るく挨拶して)
「おはよう、リック。気持ちの良い朝ね」

 

002

リック

(エルザに気づいて、ちょっと慌てた様子で)
「あ・・あぁ・・おはようございます、ナンシーさん!」

リック

003

ナンシー

(優しく気遣うように)
「昨日は窓を叩く風の音がひどかったけれど・・よく眠れたかしら?」

ナンシー、アダム、エレイン

004

リック

(焦った感じで)
「え?・・ああ、もちろんです!」

マーティン、サンディ、キース

005

ナンシー

(優しく微笑んで)
「そう、それならよかったわ」

ショーン、セルマ、ウェイン

006

アダム

(正面側からやってきて、明るく)
「やあ、おはよう、ナンシー、リック!」

 

007

ナンシー

(朗らかに挨拶して)
「あら、おはようございます」

TIME:

008

リック

(焦った感じで)
「あ、アダムさん!おはようございます!!!」

 

009

ナンシー

(会釈して、正面側に抜けて)
「では、私はこれで」

 

010

アダム

(リックの肩をバンッと叩いて)
「今日は、昼頃に新しい農具が届く予定だから、よろしく頼むぞ、リック」

 

011

リック

(痛そうに叩かれた肩を押さえて)
「痛・・っ!!・・あ、はい・・!」

 

012

エレイン

(バックヤード側からやってきて)
「あら、おはようございます、アダムさん、リックさん」

 

013

アダム

(明るく)
「やあ、おはよう、エレイン先生!」

 

014

リック

(俯き加減で)
「おはようございます・・」

 

015

アダム

(明るく言って、バックヤード側に抜ける)
「じゃあ、また後でな、リック。それじゃ、先生、失礼!」

 
016
エレイン

(優しく)
「ねえ、リックさん。ウェンディお嬢様と、ステファニーお嬢様を見かけなかったかしら?」

 
017
リック

(首を傾げて)
「ウェンディお嬢様と、ステファニーお嬢様ですか・・?いや・・ボクは見てないですね・・」

 
018
エレイン

(腕を組んで、ちょっと怒ったように)
「全く・・あの二人ったら、どこへ行ったのかしら・・困ったものだわ・・・」

 
019
マーティン

(正面側からやってきて、リックの肩を叩いて明るく挨拶し、エレインに気づいて、色っぽく)
「よ!おはよ、リック!あ、これは、エレイン先生、今日もお美しい!」

 
020
リック

(また、痛さに顔をしかめて)
「あ・・おはようございます、マーティンさん」

 
021
エレイン

(にっこり笑って、正面側に抜ける)
「あら、おはよう、マーティンさん。それから、ありがとう。でも、どうせなら、そういうセリフは私一人だけに言って欲しいわね。フフ・・それでは、ごきげんよう」

 
022
マーティン

(立ち去るエレインに呼びかけるように、後半、リックをつつきながら、からかうように)
「もちろん、先生、一人だけですよ〜!・・・で?朝っぱらから、こんなところで、先生と何話してたんだよ?」

 
023
リック

(困ったようにうろたえて)
「え・・・あ・・いや、ボクは・・・ただ、挨拶を・・・」

 
024
マーティン

(ニヤニヤ笑いながら)
「はぁ?挨拶だけってことはないだろ?・・・ったく、おとなしそうな顔して、スミにおけないなぁ!・・・・なんだろうなぁ・・あの上品な感じがソソられるよなぁ・・まあ、ボクが本気を出せば、あの都会の先生もイチコロ・・」

 
025
リック

(困ったようにうろたえて)
「あ・・・あの・・っ・・」

 
026
サンディ

(バックヤード側からやってきて、明るく)
「おはようございます!イチコロって・・何のお話ですか?」

 
027
マーティン

(サンディの肩に手をおきながら)
「ああ、サンディ!今日もかわいいねぇ・・いや、リックがさぁ、「エレイン先生なんて、ボクにかかれば、イチコロですよ!」なーんて自慢するもんだからさ」

 
028
リック

(驚いたように口をポカンとあけて)
「え・・!?あ・・!?・・ボ、ボクは、そんなこと、言ってませんよ・・っ!!」

 
029
マーティン

(前髪をかきあげて、かっこつけて)
「ちょっと、悔しくてね。ねぇ、サンディ、今夜、ボクと二人で・・」

 
030
サンディ

(マーティンの腕をすり抜けて正面側に抜ける)
「ごめんなさーい♪私、今夜は忙しいので!また誘ってくださいね♪それでは!」

 

031

マーティン

(サンディにかわされ、バランスを崩し、すぐに立て直し、サンディを追いかけて正面へ抜ける)
「ああ、サンディ、ちょっと待ってよ!サンディってば〜!」

 

032

リック

(眉をひそめて)
「はぁ・・・何なんだ・・!?」

 

033

キース

(カゴいっぱいの野菜を重そうに運んできて)
「ったく・・重いなぁ・・コレ・・・はぁ・・・お!リック!いいとこに、いんじゃん!」

 

034

リック

(キースに気づいて)
「あ・・キースくん・・おはよう・・・」

 

035

キース

(リックにカゴを押しつけて)
「ほい、コレ!」

 

036

リック

(いきなりカゴを押しつけられて、驚いて)
「あぅ・・・っ!?え・・!?」

 

037

キース

(リックにカゴを押しつけて、明るく)
「セルマに頼まれたんだ!今朝、とれたての野菜!厨房まで、持ってっといてくれよ!」

 

038

リック

(オロオロして)
「え・・・!?・・ぅ・・っ、だって、これって、キースくんが頼まれたんじゃ・・・!?」

 

039

キース

(ムッとした様子で、リックのお尻を足で蹴るようにして)
「なんだよ、オマエ!おいらより、新入りのくせして、先輩のおいらに逆らうのかっ!?生意気なんだよっ!!・・・ったく、これだから、ボンボンは!」

 

040

リック

(仕方なさそうに頭を下げて)
「痛・・っ!!・・・・う・・・・す・・すみません・・・」

 

041

キース

(にっこり笑顔で、鼻をこすって、グーサインを出すと、正面側へ抜ける)
「ま、わかればいいんだよ、わかれば!フフン!じゃ、よろしく頼んだぜ、新人!」

 

042

リック

(情けない顔で)
「ん・・・・何で、ボクが・・・?」

 

043

ショーン

(正面側から出てきて、大きくのびをしながら)
「よぉ・・そこにいんのは、リックじゃん!はよーっす!んあ〜〜〜〜っ!!!ここの生活には慣れたか?」

 

044

リック

(目だけ上を向けて、げんなりした感じで)
「また、厄介なのが・・・・」

 

045

ショーン

(リックの肩に腕をまわして、グイッと引き寄せるようにして)
「ん?何か言ったか?・・・ああ、それより、イイ話があんだ!」

 

046

リック

(眉をひそめて)
「イイ話・・・?・・・ショーンさんのイイ話はいつも・・・」

 

047

ショーン

(リックの話を無視するように)
「なぁ、村はずれの見世物小屋知ってんだろ?ほら、この間まで、変な奇術師が来てた・・・そこでさ、今度、面白ぇもんがはじまんだよ」

 

048

リック

(眉をひそめて)
「面白いもの・・・?」

 

049

ショーン

(セクシーポーズをとりながら)
「ああ!なーんと、ストリップ!!都会から来た、おっぱいボヨヨーンの別嬪さんが、こう、悩ましげなダンスと共に、一枚、二枚・・と脱いでいくわけだ!」

 

050

リック

(動揺したように)
「あ・・・う・・・え・・・っ!?・・・ス・・・スト・・・!?」

 

051

ショーン

(明るく笑って、リックの肩を叩きながら)
「アハハハ!なーに、驚いてんだよ!オマエも、好きだろ、そーゆーの!」

 

052

リック

(痛そうに顔をしかめながら)
「痛・・・っ・・・イテテ・・・・っ!!・・・ボ・・ボクは・・そ、そ、そういうのは・・・っ!!!」

 

053

ショーン

(明るく笑って)
「照れんな、照れんな!!わーってるって!オマエ、坊ちゃんぶってるけど、結構、アレだろ?ムッツリ・・・」

 

054

セルマ

(バックヤードからやってきて、明るく挨拶しようとして、眉をひそめ)
「あら、ショーン坊ちゃんにリック・・おはよ・・・う・・?」

 

055

リック

(目を閉じて、大きな声で)
「ボ、ボクは・・・ス、ス、ストリップ・・・なんて!!!」

 

056

セルマ

(驚いたように口に手をあてて)
「ストリップ!?リック・・!?」

 

057

ショーン

(セルマに気づいて)
「よお、セルマ!はよー!相変わらず、朝から、忙しそうだな!」

 

058

リック

(驚いたように振り返って、慌てた様子で)
「え・・!?あ・・!?セルマさん・・っ!?うあああ・・・ち、ちがうんです、ちがうんです!!これには、理由が・・・っ!!!」

 

059

セルマ

(軽く挨拶して、リックの方を向き軽く非難するように睨んで)
「おはようございます、ショーン坊ちゃん。・・・リックったら、朝から、そんな話題を大きな声でするのは、どうかと思うわ・・いくら、そういうことに興味がある年頃だからって・・・」

 

060

リック

(驚いたように振り返って、慌てた様子で)
「いや・・・っ!!セルマさん、違う・・っ!!ご、ご、誤解なんです・・っ!!」

 

061

ショーン

(ニヤリと笑って、ポンッとリックの肩を叩いて、正面側へ抜ける)
「じゃ、オレは行くから!またな、色男っ!」

 

062

リック

(ショーンを追うようにして、すぐにセルマの方を向いて)
「ちょっ・・!ショ・・・ショーンさん!?・・・あああ・・・セルマさん、本当に違うんです!!あれは、ショーンさんが・・・っ!!」

 

063

セルマ

(呆れた様子で、リックの手からカゴを受け取って、冷たく言い放ち、正面側に抜けて)
「はいはい。・・・ああ、お野菜、ありがとうございます。いただいていきますね。じゃあ!」

 

064

リック

(セルマを追うように、手をのばして、後半、ガクリと座り込んで)
「あああ!!!セルマさん・・・待って・・っ!!!・・・あぅ・・・違うんだ・・・ボクは・・・」

 

065

ウェイン

(バックヤード側から歩いてきて、リックを一瞥して独り言のように)
「フン・・・要領の悪いドン臭い奴!・・・フフン・・・ま、自業自得だけどね・・・」

 

066

リック

(顔をあげて)
「え・・?・・・ウェインさん・・?」

 

067

ウェイン

(バカにしたように睨んで)
「そんなところで、へたりこんでいるヒマがあるなら、さっさと仕事をしてください。アナタが働いてくれないと、ボクが困るんですから」

 

068

リック

(慌てて立ち上がって)
「あ・・・はい・・・すみません・・・」

 

069

ウェイン

(文句を言って、正面側に抜ける)
「アナタ、この仕事、むいてないんじゃないですか?ボクの足をひっぱるのだけは、勘弁してくださいね。まったく・・・」

 

070

リック

(うなだれたように言って、立ち去る)
「はぁ・・・・ママ・・・ボク、ここでやっていけるのかな・・・」

 
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