018 Sweet Mulberry Farm II vol.1 Bar De Esperanza :芝居用台本002  ・・・・・・・・・・・・・・

S-2 テオドロパターン

  ■概要
主要人数:3人
時間:
2.46

■ジャンル
ボイスドラマ、西部開拓時代、コメディ

■キャスト
ユアン (男、16歳、ラングフォード伯爵家・長男)
アリシア (女、18歳、シモンズ家・長女)
テオドロ (男、30代〜40代、お尋ね者)


タイトル
時間
キャスト
セリフ・ナレーション
S-2

 

   

テオドロパターン

001

テオドロ (サブカウンターに座ったまま、ジョッキを掲げて大きな声で)
「お〜い、姉ちゃん!酒はまだかぁ!?いつまで待たせるんだ!!酒だ、酒!酒、持ってこ〜い!!」
 

002

アリシア (テオドロを振り返って、顔をしかめて)
「何かしら、あの客・・ガラが悪いったら、ありゃしない!本当にここでよろしかったんですか、ユアン様?」

ユアン、アリシア、
テオドロ

003

ユアン (にっこり笑って)
「ああ、随分賑やかだね」
 

004

アリシア (眉をひそめて)
「所詮、庶民の店ですわ・・やって来る客も、下品で乱暴な者が多いし・・・この辺は、お世辞にも治安がいいとは言えませんもの」
TIME:2.46

005

ユアン (穏やかに)
「僕はこういう雰囲気は嫌いじゃなけれど・・うーん・・むしろ好きな方かな。明るくて陽気で、皆、楽しそうだし」
 

006

アリシア (ちょっと困ったように、後半は心配するように)
「そんなこと、おっしゃって・・・くれぐれもお気をつけ下さいね」
 

007

ユアン (軽く微笑んで)
「心配しすぎだよ、アリシア。僕は大丈夫だから」
 

008

テオドロ (フラフラと歩いてきて、よろけてユアンの肩につかまって)
「お〜〜っと・・!すまねぇなあ、あんちゃん」
 

009

ユアン (爽やかに)
「いえ・・」
 

010

アリシア (怒って立ち上がって)
「ちょっと!!ユアン様に何をするの!!無礼なっ!!」
 

011

テオドロ (アリシアの顔をのぞきこむように睨みをきかせて)
「あぁん?何だい、姉ちゃん、俺に文句があんのかい?」
 

012

ユアン (軽く止めるように)
「アリシア!」
 

013

アリシア (怒った様子で)
「その汚い手をどけなさい!」
 

014

テオドロ (アリシアに近寄っていって、怒った様子で)
「汚ぇ手とは、心外だなぁ?あぁ?俺の手のどこが汚ぇって?ええ?」
 

015

アリシア (腕を組んで憮然とした態度で)
「本当のことを言ったまででしょう!」
 

016

ユアン (立ち上がって、しっかり制止するように)
「アリシア!」
 

017

テオドロ (掴みかかりそうな勢いで)
「何だってぇ!?おい、コラ!喧嘩売ってんのか!?」
 

018

ユアン (アリシアとテオドロの間に割って入って)
「ちょっとお待ち下さい!」
 

019

テオドロ (ユアンをどかそうとして)
「あんちゃんは、どいてな!俺ぁ、そっちのクソ生意気な女に用があるんだ」
 

020

ユアン (胸に手をあて頭を下げ)
「私の連れの者が、大変失礼を致しました。心からお詫び致します」
 

021

テオドロ (ユアンを睨んで怒ったように)
「謝って済みゃあ、保安官はいらねぇんだよ!!」
 

022

アリシア (怒ったようにそっぽを向いて)
「何よ!そちらが無礼な振る舞いをしたのでしょう!?何で、私達が謝らなくてはいけないの!!謝るのはそちらの方でしょう!?」
 

023

テオドロ (アリシアに向かって怒った様子で)
「何だとぉ!?」
 

024

ユアン (厳しく制止して、すぐにテオドロの方を向いて、丁寧に、お金の入った皮袋を渡しながら)
「アリシア!・・申し訳ありません。あの、これは些少ですが、ご迷惑をかけたお詫びに・・」
 

025

テオドロ (皮袋を軽く確かめて、最後は鼻を鳴らして席に戻りながら、大きな声で)
「ん・・あぁ、わかりゃあ、いいんだよ、わかりゃあ。あんちゃんも、てめぇの女くらい、しっかり躾けとくんだな!フンッ!・・おーい、酒だって言ってんだろぉ!!」
 

026

アリシア (納得いかない様子で)
「ユアン様!!私は何も悪いことをしておりませんわ!あんな荒くれ者、野放しにしておくなんて・・・保安官に連絡しましょう!!」
 

027

ユアン (穏やかに諭すように)
「もう、よそう、アリシア。ほら、周りの客もこちらを見ているよ。とりあえず、座ろう」
 

028

アリシア (渋々座りながら)
「納得いきませんわ!何で私が・・!!」
 

029

ユアン (ちょっと困ったように微笑んで)
「あまり目立つことはしたくないんだ・・・だから、僕に免じて・・我慢してくれるかい?」
 

030

アリシア (まだ納得いかない様子で)
「でも、ユアン様・・!・・はい・・わかりましたわ」
 

031

ユアン (楽しそうに)
「それにしても、スゴイね。あんな風にからまれたのは、はじめてだったから・・まるで物語の世界にいるようだよ。学園の皆に話したら、きっと驚くんだろうな・・」
 

032

アリシア (ちょっと困ったように笑って)
「・・・ユアン様ったら・・・まるで危機感がないんですから・・・ウフフフ・・」
 

033

ユアン (軽く頬杖ついて)
「後で農場も見てみたいな・・そういえば、スウィート・マルベリー・ファームって、この近くなのかい?」
 
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