018 Sweet Mulberry Farm II vol.1 Bar De Esperanza :芝居用台本003  ・・・・・・・・・・・・・・

S-3 ショーンパターン

  ■概要
主要人数:3人
時間:
3.43

■ジャンル
ボイスドラマ、西部開拓時代、コメディ

■キャスト
ユアン (男、16歳、ラングフォード伯爵家・長男)
アリシア (女、18歳、シモンズ家・長女)
ショーン (男、22歳、マクレーン家・長男、、店主の息子)


タイトル
時間
キャスト
セリフ・ナレーション
S-3

 

   

ショーンパターン

001

ユアン (にっこり笑って)
「何だか、とても賑やかなところだね」
 

002

アリシア (顔をしかめて、心配そうに)
「本当にこんな店でよろしかったんですか、ユアン様?ここから、ちょっと行ったところに、私の父が贔屓にしているサロンがございますのに・・・そちらの方が・・」

テオドロ、アリシア、
ユアン

003

ユアン (楽しそうに、後半は申し訳なさそうに)
「以前から、こういうところで食事をしてみたいと思っていたんだ。アリシアは、随分と居辛そうだね。無理を言ってしまって、申し訳ない」
 

004

アリシア (軽く手を振って)
「いえ、私は・・・」
TIME:3.43

005

ショーン (アリシアに近寄り、明るく)
「あれ?アリシア?珍しいな、こんなところで・・」
 

006

アリシア (うっとりした様子で両手を胸前で組んで)
「あら、ショーン様!どうしたんですか?」
 

007

ショーン (あっさりと)
「言ってなかったっけ?ここ、オレのかあちゃんがやってる店なんだ」
 

008

アリシア (にっこり微笑んで)
「まあ、そうだったんですか!通りで素敵なお店だと・・!」
 

009

ショーン (笑いながら、後半はユアンに気付いて)
「アハハハ!よく言うぜ!・・おっと、今日は、男連れかい?」
 

010

アリシア (気付いたように紹介して)
「ああ!違うんです!!こちらは、私の父の友人の御子息で・・・」
 

011

ユアン (ショーンを見つめて驚いたように)
「え・・まさか、父上・・・?」
 

012

ショーン (冗談めかして)
「おいおい、父上って・・・オレぁ、そんなに年くってねぇぜ?」
 

013

ユアン (我に返ったように微笑んで、右手を差し出して)
「ああ・・失礼しました。私の父の若い頃の写真にそっくりだったものですから、つい・・・はじめまして。ユアン・ウェーズリー・ラングフォードと申します」
 

014

ショーン (ユアンと握手して、後半は気付いたように)
「オレは、ショーン・ジェローム・マクレーン。よろしくな、ユアン。・・あれ?ラングフォードって・・・ウェンディんとこの親戚か?」
 

015

ユアン (キョトンとして)
「ウェンディ・・?」
 

016

アリシア (ちょっとバカにしたように)
「まさか!フフ・・あ〜んな田舎のファームとは何の関係もありませんわ!ユアン様はれっきとしたラングフォード侯爵家の次期・・・」
 

017

ユアン (軽く遮って、制止するように)
「アリシア」
 

018

アリシア (口元に手をあてて、申し訳なさそうに)
「あら・・失礼致しました・・・」
 

019

ユアン (にこやかに)
「活気があって良いお店ですね」
 

020

ショーン (軽く肩をすくめて)
「まあ、この辺に住んでる奴が、仕事上がりにちょっと一杯やるには、うってつけの店だけどな。あんたみたいな、お金持ちのお坊ちゃんの口にあうようなものがあるかどうか・・」
 

021

ユアン (嬉しそうに)
「楽しみです。・・それにしても、この店で働いている方は、スパニッシュ系の方が多いんですね。お店の名前も、バル・デ・エスペランサ・・・確か、スペイン語で・・」
 

022

ショーン (ちょっと驚いたように)
「希望の酒場って意味だ。へぇ・・あんた、スペイン語もわかるんだな」
 

023

ユアン (ちょっと照れたように)
「ええ、少しだけですが・・授業で習ったので」
 

024

ショーン (明るく)
「オレはさっぱりだ!アハハハ!せいぜい、わかるのは挨拶程度だな」
 

025

アリシア (尊敬のまなざしでユアンを見て、後半は我に返ったように慌てて)
「さすがユアン様・・・都会に住んでいらっしゃる方は、やっぱり違うわ!・・ああ、ショーン様は今のままでも十分素敵ですから!誤解しないで下さいね!」
 

026

ショーン (前半はあっさりと、後半はユアンに)
「別に気にしてねぇよ。・・・ここで働いてる奴らは皆、ジプシーだからな」
 

027

ユアン (興味深げに)
「ショーンさんもジプシーなんですか?」
 

028

ショーン (あっさりと)
「いや。オレは見ての通り、生粋のカウボーイ!・・オレのオヤジのオヤジ・・つまり、オレにとってのじいちゃんが、昔、ジプシーの親玉みたいなことしててさ。ジプシーの皆を引き連れて、色んな国々を転々としていたらしいんだ。そこでオヤジは、母ちゃんに出会って、結婚して、オレが生まれて・・・まあ、オヤジの方は、オレが生まれてすぐに流行り病で死んじまったんだけどな。・・んで、今はオレの母ちゃんが皆の面倒を見てるってわけだ」
 

029

アリシア (ハンカチで目頭をおさえるように大袈裟に)
「そうだったんですね・・・ショーン様も色々とご苦労を・・」
 

030

ユアン (ちょっと考えるように)
「なるほど・・それで伯母様は・・・」
 

031

ショーン (キョトンとして)
「ん?伯母様?」
 

032

ユアン (慌てて手を振って)
「いえ、何でもありません」
 

033

ショーン (明るく)
「そっか。ま、そんなことは置いといて、楽しく飲もうぜ!まあ、見ての通り、小汚ぇ店だけど、ゆっくりしてってくれよ!じゃあな!」
 

034

ユアン (満面の笑みで)
「ありがとうございます!」
 

035

アリシア (ショーンを追いかけるように)
「ああ、ショーン様、今度、二人でゆっくり・・・!!」
 
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