018 Sweet Mulberry Farm II vol.1 Bar De Esperanza :芝居用台本004  ・・・・・・・・・・・・・・

S-4 セルマ・パターン

 

■概要
主要人数:9人
時間:9.21

■ジャンル
ボイスドラマ、西部開拓時代、コメディ

■キャスト
セルマ (女、24歳、
スウィート・マルベリー・ファーム・メイド長)
テオドロ (男、30代〜40代、お尋ね者)
ベニータ (女、20歳、ジプシー、バル・デ・エスペランサ・スタッフ)
ナコル (男、23歳、ジプシー、バル・デ・エスペランサ・スタッフ)
キース (男、18歳、スウィート・マルベリー・ファーム・農夫)
ショーン (男、22歳、マクレーン家・長男、店主の息子)
アダム (男、51歳、スウィート・マルベリー・ファーム・農場長)
ナンシー (女、27歳、スウィート・マルベリー・ファーム・家政婦)
ケネス (男、30歳、スウィート・マルベリー・ファーム・農夫)



タイトル
時間
キャスト
セリフ・ナレーション
S-4

 

   

セルマ・パターン

001

ベニータ (テオドロの元にバーボンロックを運んで、素っ気無く)
「はい。バーボン・ロック、お待たせ」
 

002

テオドロ (酔っ払った様子でグラスを受け取りながら)
「おう!悪ぃな、姉ちゃん!」

セルマ、テオドロ、
ベニータ、ナコル、
キース、ショーン、
アダム、ナンシー、
ケネス

003

ベニータ (空いたグラスを下げながら素っ気無く)
「どういたしまして」
 

004

テオドロ (ベニータの二の腕を掴んで)
「おっと!よく見りゃぁ、別嬪さんじゃねぇか!」
TIME:9.21

005

ベニータ (うんざりした様子で)
「放してちょうだい」
 

006

テオドロ (ベニータを引き寄せて、腰を抱いて)
「なんでぇ、つれねぇなぁ?一緒に飲もうじゃねぇか!金なら、いくらでもあるぜぇ?」
 

007

ベニータ (いきなり引き寄せられてバランスを崩して、驚いて怒ったように)
「・・・っ!!ちょ、ちょっとぉ!!何すんのさっ!」
 

008

テオドロ (ベニータを抱き寄せたまま、ニヤリと笑って)
「なぁ、いいだろぉ?ゆっくり、飲もうや!」
 

009

ベニータ (腕を振り払うようにして、啖呵を切るように怒鳴って、その後、立ち去って)
「冗談じゃないよ!ここは、そういう店じゃないんだよ!安い女が欲しけりゃ、他行きな!」
 

010

テオドロ (怒った様子で追いかけ、フロアの真ん中まで出て)
「んだとぉ!?」
 

011

ナコル (ニコニコ笑顔でもみ手をしながら、遮るように間に入って)
「いやあ、お客様、いかがなさいましたぁ?」
 

012

テオドロ (怒った様子でナコルに歩み寄って)
「この店はどうなってんだ!?客に生意気な口ききやがって!」
 

013

ナコル (ひきつり笑いで後ずさりしながら)
「あは・・あはは・・・あのぉ、お客様・・・えと・・」
 

014

テオドロ (ナコルをどかすように横に突き飛ばして)
「オマエじゃ話にならねえ!どけっ!!」
 

015

ナコル (突き飛ばされて派手に転びそうになって)
「はぅぅぁ・・・・っ!!」
 

016

キース (突き飛ばされたナコルを受け止めて)
「おっと!!・・大丈夫か?」
 

017

ナコル (情けない様子で)
「ああ、すみません、キースくぅ〜〜ん!!」
 

018

テオドロ (顎にをさすりながら、物色するようにフロアを歩いて、お客様にちょっかいを出しながら)
「さぁ〜て、俺と一緒に飲んでくれる姉ちゃんは・・・おぅ、姉ちゃん、俺と一杯どうだい?・・・なんだい、あんちゃん、文句あんのか!?ぁあん!?」
 

019

キース (テオドロが客に声をかけていく中、腕を組んでムッとした様子で)
「なんだ、あいつ!酔っ払ってんのかぁ?・・この辺では見かけない顔だなぁ」
 

020

ナコル (首をかしげて考えるように、すぐに思い出したように興奮した様子で)
「あの顔、たしか、どこかで・・うーん・・・・はっ!!!キースくん、アレですよ、アレ!!」
 

021

キース (訝しげに)
「アレぇ?ん?」
 

022

ナコル

(焦った様子で、後半はうろたえて、最後は立ち去る)
「ほ、ほら!入口にはってある、あのお尋ね者のポスター!!アレ、絶対、奴ですよぉ!!!あぁ〜〜!!どうしよう〜!?そうだ!私はちょっと行ってキャロルさんに伝えてきます!!キースくんは奴を見張ってて下さい!!頼みましたよぉ〜!!

 

023

キース (慌ててナコルを追うように、後半はニヤリと笑って)
「ん、お、おいっ、ナコルっ!!・・・フン、ヤツがお尋ね者とはねぇ・・・フフ・・よしっ!」
 

024

テオドロ (最後にテーブルのセルマに気付いて)
「おうおう、そこの姉ちゃん!俺と一緒に飲まねぇか?好きなもの御馳走するぜ?」
 

025

セルマ (キョトンとした様子で、後半は申し訳なさそうに頭を下げて)
「え?私ですか?あの・・・お誘いは嬉しいんですが、私は大切なお客様と一緒なので・・ごめんなさい」
 

026

テオドロ (ニヤニヤ笑いながら肩に手をかけながら)
「そうツレねぇことを言うなよ。なぁ?いいだろ?」
 

027

セルマ (ちょっと驚いて、すぐに困ったように抵抗して)
「あの・!・・・ちょっと・・・!!」
 

028

キース (フロアの真ん中で仁王立ちで元気いっぱいに)
「おい、おっさん!!」
 

029

セルマ (驚いたように)
「キース・・!」
 

030

キース (テオドロを指さして、しっかりと)
「そこのヒゲ野郎!あんただよ、あんた!うちのセルマに、ちょっかい出してんじゃねぇぞ!」
 

031

テオドロ (セルマから手をはなして怒った様子で振り返って)
「あぁん!?小僧、今、なんて言った!?」
 

032

キース (バカにしたように笑って、挑発するように)
「ハンッ!酔っ払い親父が臭ぇ息、吹きかけてんじゃねぇって言ってんだよ!」
 

033

テオドロ (キースの前に立ちはだかるように)
「テメェ!!もう一度言ってみろっ!!」
 

034

キース (バカにしたような笑顔で)
「フンッ!・・ああ!何度でも言ってやる!おっさんはおっさんらしく、おとなしく一人でカウンターで飲んでな!!」
 

035

テオドロ (怒った様子でキースの胸倉を掴んで)
「殺されてぇのか、クソガキ!あぁん!?」
 

036

ショーン (二人の間に割って入って明るく)
「おーっと、待ちな!」
 

037

テオドロ (ショーンを睨みつけて)
「何でぇ、テメェが代わりにやるってのか!?」
 

038

ショーン (肩をすくめて軽い調子で)
「いや、ここじゃ喧嘩はご法度なんだ。皆、楽しく飲んでるんだから、それを邪魔するのは無粋ってもんだろ、兄さん?」
 

039

テオドロ (ショーンをどかして、キースを睨みつけ、顎で外を指して)
「おぅ!だったら、表へ出な!!クソガキ!!」
 

040

ショーン (ニヤリと笑ってテオドロの肩に手をまわしてポンポンと叩いて)
「まあまあ、そう熱くなりなさんなって・・」
 

041

テオドロ (手を振り払ってショーンを睨んで)
「止めようとしたって無駄だぜ、あんちゃん!」
 

042

ショーン (腕を組んで、最後は指をパチンと鳴らして)
「別に止めやしねぇよ。やりたきゃ、好きにやればいい。ただな、ここには、ここのルールってもんがあるんだ。そいつで勝負つけようじゃねぇか。なぁ?・・・おい、ナコル!テーブル、持ってきな!」
 

043

ナコル (大きな声で応えて、テーブルを持ってきて)
「シ!セニョ〜〜ル!!」
 

044

ショーン (ニヤリと笑って大きく手を広げて客をさして、テーブルの真ん中に立ち、両手をついて)
「ジャッジしてくれるギャラリーも、こんなにいることだし、男なら、恨みっこなしの一本勝負といこうじゃねぇか!なぁ、皆?」
 

045

全員 (大きく拍手したり、口笛を鳴らしたりして同意して)
「いいぞー!!やれやれ〜!!(それぞれ、アレンジ)」
 

046

ショーン (ニヤリと笑って)
「と、いうわけだ。どうだい、兄さん?」
 

047

テオドロ (マントを脱いで腕まくりをして、テーブルの上に腕を置いて)
「フンッ!いいだろう!来な、クソガキ!」
 

048

キース (腕まくりをして)
「のぞむところだ、おっさん!!」
 

049

ナコル (選手紹介のように、紹介された選手は手をあげて)
「青コーナ〜、187パウンド〜、テオドロ・ファン・アントニオ・カマチョ〜〜!!」
 

050

全員 (大きく拍手したり、口笛を鳴らしたりして)
「おぉーーー!!!(それぞれ、アレンジ)」
 

051

ナコル (選手紹介のように、紹介された選手は手をあげて)
「赤コーナ〜、123パウンド〜、キース・サムソン・エゼルレッド〜〜!!」
 

052

全員 (大きく拍手したり、口笛を鳴らしたりして)
「おぉーーー!!!(それぞれ、アレンジ)」
 

053

ショーン (テーブルの上に置いた二人の腕を組ませて)
「準備はいいかい?・・レディ・ゴー!!」
 

054

キース (力を入れて)
「ふむぅぅ・・・・っ・・・!!!」
 

055

テオドロ (ニヤニヤしながら、余裕たっぷりに)
「フッ・・なんだ、クソガキ。エラそうなこと言っといて、その程度かぁ?あぁ?」
 

056

キース (力を入れて倒そうと頑張って)
「んぐぐぐぐ・・・・っ!!!」
 

057

テオドロ (ニヤニヤしながら、余裕たっぷりにゆっくりと腕を倒しながら)
「たいしたことねぇなぁ。おら!そんなんじゃ、負けちまうぜ?」
 

058

キース (倒されまいと頑張って)
「んがぁぁあああ・・・・っ!!!」
 

059

テオドロ (あっさりと腕を倒して
「ほらよ!!」
 

060

ショーン (大きな声で)
「勝負アリ!」
 

061

ナコル (大きな声で)
「ウィナー・イズ・セニョール、カマチョ〜〜〜!!」
 

062

全員 (大きく拍手したり、口笛を鳴らしたりして)
「おぉーーー!!!(それぞれ、アレンジ)」
 

063

テオドロ (ニヤニヤしながら)
「おぅ!クソガキ!さっさと謝ってもらおうかぁ!」
 

064

キース (悔しそうにふてくされて)
「チッ・・・!!・・・悪かったな・・・」
 

065

テオドロ (ムッとしたように)
「んだ?その謝り方は!?心がこもってねぇんだよ!!」
 

066

キース (頭をガバッと下げて大きな声で)
「生意気なこと言って、すみませんでした・・っ!!!」
 

067

テオドロ (バカにしたように)
「聞こえねぇなぁ?それに、謝る時ぁ、土下座と相場が決まってんだよ!さあ、さっさと土下座してもらおうかぁ!?」
 

068

キース (悔しそうに、土下座しようと膝をついて)
「クッ・・・!!仕方ねぇなぁ・・・!」
 

069

アダム (キースの腕を掴んで立たせ、後ろにどかして穏やかに)
「キース、どいておれ。・・・いや、うちの若い者がすまなかったのぅ。だがな、土下座はやりすぎじゃろう」
 

070

テオドロ (厳しい口調で)
「関係ねぇジジィは引っこんでな!」
 

071

アダム (穏やかに)
「いや、そうはいかん」
 

072

テオドロ (厳しい口調で)
「なんでぃ、やるのか、ジジィ!?相手になるぜ?」
 

073

ナンシー (驚いたように)
「アダムさん!?ダメよ、危ないわ!!」
 

074

アダム (帽子をナンシーに渡して、豪快に笑いながら)
「持っといてくれんか、ナンシー。あそこまで言われて黙っているわけにはいかん。ガハハハ!心配するな。わしも昔はここいらで一番の・・」
 

075

テオドロ (アダムを遮るように荒々しい口調で)
「ゴチャゴチャ言ってねぇで、早くしろや!」
 

076

アダム (穏やかに腕まくりをして)
「そう、焦るな」
 

077

ナコル (選手紹介のように、紹介された選手は手をあげて)
「青コーナ〜、187パウンド〜、テオドロ・ファン・アントニオ・カマチョ〜〜!!」
 

078

全員 (大きく拍手したり、口笛を鳴らしたりして)
「おぉーーー!!!(それぞれ、アレンジ)」
 

079

ナコル (選手紹介のように、紹介された選手は手をあげて)
「赤コーナ〜、242パウンド〜、アダム・ゴヴァン・ノールズ〜〜!!」
 

080

全員 (大きく拍手したり、口笛を鳴らしたりして)
「おぉーーー!!!(それぞれ、アレンジ)」
 

081

ショーン (テーブルの上に置いた二人の腕を組ませて)
「準備はいいかい?・・レディ・ゴー!!」
 

082

アダム (力を入れて)
「フン・・・・っ・・・!!!ンンン・・・・っ!!」
 

083

テオドロ (力を入れて)
「ウゴォ・・・ッ・・・!!んぐ・・・っっ・・・!!・・・ジジィ・・・やるじゃねぇか・・・!」
 

084

アダム (力を入れて)
「フ・・・んんん・・・っ!!!まだまだ・・・!!若い者には・・・負けはせんよ・・・!」
 

085

テオドロ (力を入れて、かろうじてアダムを倒して)
「こっちもなぁ・・・!面子にかけて・・・負ける訳には・・・いかねぇんだよ・・・・!!ウグォオオオ・・・!!!」
 

086

アダム (力を入れて返そうとして、腰を痛めたように)
「ウォ・・・ッ・・!!ングッ・・!?」
 

087

ショーン (大きな声で)
「勝負アリ!」
 

088

ナコル (大きな声で)
「ウィナー・イズ・セニョール、カマチョ〜〜〜!!」
 

089

全員 (大きく拍手したり、口笛を鳴らしたりして)
「おぉーーー!!!(それぞれ、アレンジ)」
 

090

アダム (四つん這いになって、腰をさすって痛そうに)
「アイタタタタ・・・・!!」
 

091

ナンシー (慌ててアダムに駆け寄って、心配そうに)
「アダムさん!?大丈夫!?だから、危ないって・・・!!」
 

092

テオドロ (腕を振りながら、ニヤリと笑って、最後は豪快に笑って)
「なかなかやるな、じいさん!危うく負けるとこだったぜ!でも、やっぱり、寄せる波には逆らえねぇな。フンッ!ジジィはおとなしくひっこんでな!!ワハハハハ!!!」
 

093

セルマ (ケネスの腕を掴んで、怒ったように)
「ちょっと、ケネス!!あなた、何をボーッとしているの!?うちのキースとアダムさんがやられたのよ!?ただ、黙って見ているつもり!?」
 

094

ケネス (オロオロしながら)
「いやぁ、セルマ・・そんなこと言ったって・・・オラはもともと、ああいう力勝負は苦手だし・・・だって、考えてもみてくれよ。ファーム一、力の強いアダムさんが、ああして負けるくらいなんだから、オラにはとてもとても・・・・」
 

095

セルマ (ケネスを遮って、ケネスの肩をバシンと叩いて、厳しく)
「ほら!男だったら、男らしく、四の五の言わず、潔く、勝負してらっしゃい!!」
 

096

ケネス (バランスを崩して前へつんのめって)
「うぉっ・・・とっ、とっ、とっ・・・!!」
 

097

テオドロ (ポキポキと指を鳴らして)
「何でぇ、あんちゃんもやるのか!?」
 

098

ケネス (焦った様子で後ずさりして)
「あ、いや・・オラは・・・その・・・!!こういうことには・・・」
 

099

セルマ (ケネスを遮って、大きな声で)
「もちろん、やります!!」
 

100

ショーン (バシバシとケネスの背中を叩いて、明るく)
「おう、やるのか、ケネス!アハハ!頑張れよ!!」
 

101

ケネス (オロオロした様子で)
「いや・・違うんだ、ショーン・・・!!オラは・・・!!」
 

102

ナコル (選手紹介のように、紹介された選手は手をあげて)
「青コーナ〜、187パウンド〜、テオドロ・ファン・アントニオ・カマチョ〜〜!!」
 

103

全員 (大きく拍手したり、口笛を鳴らしたりして)
「おぉーーー!!!(それぞれ、アレンジ)」
 

104

ナコル (選手紹介のように、紹介された選手は手をあげて)
「赤コーナ〜、143パウンド〜、ケネス・ジェイコブ・ヨーク〜〜!!」
 

105

全員 (大きく拍手したり、口笛を鳴らしたりして)
「おぉーーー!!!(それぞれ、アレンジ)」
 

106

ショーン (テーブルの上に置いた二人の腕を組ませて)
「準備はいいかい?・・レディ・ゴー!!」
 

107

ケネス (いきなり倒されて、腕を押さえて、その場に崩れて)
「フガッ・・・!!!アイタタタタ・・・・!!!」
 

108

ショーン (大きな声で)
「勝負アリ!」
 

109

ナコル (呆気にとられた様子で一瞬躊躇して)
「ウ・・・ウィナー・イズ・セニョール、カマチョ〜〜〜!!」
 

110

全員 (大きく拍手したり、口笛を鳴らしたりして)
「おぉーーー!!!(それぞれ、アレンジ)」
 

111

テオドロ (呆れたように、最後は豪快に笑って)
「あんちゃん、フザけてんのかい?弱っちいにも程がある!ワハハハハ!!」
 

112

ショーン (呆れたように)
「おいおい、ケネス・・せめて、もうちょっと頑張れよ・・」
 

113

ケネス (立ち上がりながら)
「だから、オラには無理だって・・・」
 

114

テオドロ (バカにしたように笑って)
「フッ!どいつもこいつも、口程にもねぇ!ここにいるのは、揃いも揃って弱ぇ、根性無しのカスばっかりだ!!他にかかって来る奴はいねぇのか!?」
 

115

セルマ (大きな声で)
「私がお相手します!」
 

116

全員 (驚いたように)
「え!?(それぞれ、アレンジ)」
 

117

テオドロ (バカにしたように笑って)
「おいおい、姉ちゃん。冗談はいけねぇよ!俺ぁ、女、子供は相手にしねぇんだ!」
 

118

セルマ (テーブルに手をついて)
「冗談じゃありません!さぁ!」
 

119

ショーン (焦ったように)
「ちょっ・・!待った、セルマ!何言ってんだよ!オマエ、酔っ払ってんのか!?」
 

120

セルマ (丁寧に)
「お酒は一滴も飲んでないから大丈夫よ」
 

121

ショーン (慌てた様子で)
「そういう問題じゃ・・・!!」
 

122

テオドロ (バカにしたように)
「はんっ!姉ちゃんの酔狂につきあってやる程、こちとら暇じゃねぇんだ。女は引っこんでな!」
 

123

セルマ (にっこり笑って)
「では、不戦勝で私の勝ちですね」
 

124

テオドロ (イラッとした様子で、後半はニヤリと笑ってテーブルに腕を置いて)
「な・・っ、何言ってんだ!・・・・フンッ!やってやろうじゃねぇか!怪我しても知らねえぞ!?」
 

125

ショーン (慌てて)
「セルマ!!危ねぇから、やめとけって!!オレが代わりにやるから・・!!」
 

126

セルマ (ショーンを睨んで厳しく)
「ショーン坊ちゃんは黙ってて!・・ナコルさん!」
 

127

ナコル (慌てた様子で)
「あ、は、はいっ!!・・・青コーナ〜、187パウンド〜、テオドロ・ファン・アントニオ・カマチョ〜〜!!」
 

128

全員 (大きく拍手したり、口笛を鳴らしたりして)
「おぉーーー!!!(それぞれ、アレンジ)」
 

129

ナコル (途中でセルマの肘鉄をくらって痛そうに)
「赤コーナ〜、ひゃく・・・グホッ・・・!!ウゥウゥゥ・・・・!!セルマ・クリッシー・ヴィッカ〜〜〜!!!」
 

130

全員 (大きく拍手したり、口笛を鳴らしたりして)
「おぉーーー!!!(それぞれ、アレンジ)」
 

131

ショーン (困惑した様子で、テーブルの上に置いた二人の腕を組ませて)
「もう、どうなっても知らねぇぞ・・二人とも準備はいいかい?・・レディ・ゴー!!」
 

132

テオドロ (力いっぱい倒そうとするが、倒せずに)
「ウグォ・・・っ!!ウググググ・・・・ッ!!ウガアアア・・!!!」
 

133

セルマ (腕をまっすぐにしたまま涼しい顔で)
「フフ・・その程度ですか?・・・口程にもない・・・いいんですか?私・・そろそろ本気出しますよ?」
 

134

テオドロ (ドカンッと派手にやられて、腕を押さえてうずくまって)
「ウガァァァ・・・ッ・・!!!イタタタタ・・・・!!」
 

135

セルマ (にっこり笑って)
「ショーン坊ちゃん?」
 

136

ショーン (大きな声で)
「あ・・・しょ、勝負アリ!」
 

137

ナコル (呆気にとられた様子で一瞬躊躇して)
「え・・・あ・・・!ウ・・・ウィナー・イズ・セニョリータ、セルマ〜〜〜!!」
 

138

全員 (大きく拍手したり、口笛を鳴らしたりして)
「おぉーーー!!!(それぞれ、アレンジ)」
 

139

ショーン (呆然とした様子で)
「つ・・・強ぇ・・・セルマ、最強・・・・恐るべし・・・」
 

140

セルマ (大きな声で呼びかけて)
「さあさあ、余興はこのくらいにして、皆さん、楽しく飲みましょう!」
 

141

ショーン (ひきつった笑みを浮かべて焦った様子で)
「そ、そうだな。・・・お、おい!ナコル!!音楽、音楽っ!!」
 

142

ナコル (大きな声で、巻き舌で元気よく)
「シ・セニョ〜ル!デ・アクエルド〜!
(はい!かしこまりました)」
 
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