019 Au clair de la lune I vol.1 L'Oiseau bleu :芝居用台本007  ・・・・・・・・・・・・・・

S-7 リベンジ・ゲーム

  ■概要
主要人数:7人
時間:
4,40

■ジャンル
ボイスドラマ、中世、ミステリアス、ファンタジー

■キャスト
コゼット (女、16歳、ヴェルニエ伯爵家・イザベルの侍女、ミネットと双子)
ティファ (女、18歳、ヴェルニエ伯爵家・メイド)
ユアン (男、16歳、ラングフォード伯爵家・長男)
マーカス (男、22歳、ヴェルニエ伯爵家・執事、アルマンの甥)
シリル (男、18歳、マクファーソン家・長男)
ミネット (女、16歳、ヴェルニエ伯爵家・イザベルの侍女、コゼットと双子)
クリス (男、14歳、幽霊)

タイトル
時間
キャスト
セリフ・ナレーション
S-7 

001

クリス

(あっさりと)
「ミネットとコゼットは双子の姉妹。二人とも、人形のようにかわいいけれど・・・クールでドライな現実主義のミネットに対して、妹のコゼットは玉の輿を夢見る理想主義」

リベンジ・ゲーム

002

クリス

(気づいたように、後半は楽しそうに)
「見ていて楽しいのは、やっぱり妹のコゼットかな・・ほら、噂をすれば・・・あの顔は、どうやらいけないことをたくらんでいるみたいだね・・楽しみ、楽しみ!」

      (コゼット、不機嫌そうな様子で歩いてきて)
コゼット、ティファ、ユアン、
マーカス、シリル、ミネット、
クリス

003

コゼット

(怒って大袈裟に)
「もう!!!アンジェ様とシリル様の前で大恥かいちゃったじゃないっ!!!まったく!!それも、これも、みーんな、あの憎っきティファのせいよ!!」

 

004

コゼット

(腕を組んで怒った様子で)
「ちょっと私より仕事ができるからって、いい気になっちゃって!!フン!!可愛さでは私の方が数十倍・・・いえ!数百倍、勝ってるわ!!」

TIME:4,40

005

コゼット

(ニヤリと笑って人差し指を立てて、後半は立ち去りながら)
「フフーン!!いいこと思いついちゃった!コゼットってば、てんさ〜い♪・・・フフ!見てなさいよ、ティファ!!」

 

006

コゼット

(ブーブークッションを持ってきて誇らしげに、後半は向こうからやってくるティファとユアンを見つけて)
「ジャーン!!!ブーブークッショーン!!!これで、ティファに一泡吹かせてやるわっ!!・・・あら、向こうから来るのは、ユアン様とティファね!ナイスタイミーーング!!フフフ!どんな顔をするのか、見ものだわ♪」

 

007

ユアン

(優しく微笑みかけて)
「美味しいお茶をありがとう、ティファ」

 

008

ティファ

(明るく答えて)
「いえ、どういたしまして!」

 

009

ユアン

(申し訳なさそうに)
「ついでに邸内を案内してくれ・・なんて、迷惑だったかな?」

 

010

ティファ

(にっこり微笑んで)
「いいえ。ちょうど仕事も一段落したところですし、大丈夫ですよ、ユアン様」

 

011

ユアン

(優しく)
「ありがとう」

 

012

コゼット

(わざとらしく二人に近づいて、ユアンには丁寧に挨拶して、上目使いに甘えるように)
「ああ!ティファ!ちょうどいいところに!!・・・あら・・ユアン様・・ごきげんよう。・・・わたくし、お邪魔でしたでしょうか?」

 

013

ユアン

(にっこり笑って)
「やあ、コゼット。・・いや、僕は構わないよ」

 

014

コゼット

(二人に背を向けて独り言のようにうっとりと、後半は思い出したように気をとりなおしてイスを差し出して)
「あぁ・・・ユアン様ったら、今日も素敵・・・!!・・・おっと、いけない!こんなところで、ユアン様に見惚れている場合じゃなかった!!・・・実はね、ティファ、このイス、何だか具合が悪くて・・足の部分がグラグラするの!」

 

015

ティファ

(口元に手をやり無邪気にイスを観察して)
「あら、大変!どうしたのかしら?」

 

016

コゼット

(満面の笑みを浮かべて、無理矢理ティファを座らせるように)
「私の気のせいかもしれないんだけれど・・・ちょっと、座ってみてくれるかしら?・・・さあ、早く!」

 

017

ティファ

(ちょっと戸惑ったようにイスに腰を降ろして)
「え?・・ええ・・・いいけど・・」

 

018

ティファ

(ブーブークッションの音に驚いて立ち上がって)
「キャアッ!!」

 

019

ユアン

(驚いたように振り返って)
「え・・?」

 

020

コゼット

(噴出して、バカにしたように笑って)
「プッ・・・!!!ちょっと、やだぁ!ティファったらぁ!!」

 

021

ティファ

(戸惑った様子で)
「え・・!?違うわ・・!!私じゃ・・!!」

 

022

コゼット

(片手を振って笑いながら)
「クスクス・・・いくら休憩時間にスウィートポテトを食べすぎたからって、ユアン様の前で、それはないでしょう!?・・・ププ・・・年頃の女の子が人前でオナラ・・だなんて!!プフフフ・・!!」

 

023

ティファ

(困ったように慌てて言い訳して)
「やだ、コゼット・・・!!違うのよ・・!!」

 

024

ユアン

(明るく笑い飛ばして)
「プ・・アハハハハ!!なんで?健康的でいいじゃない!僕は全然、そういうの気にしないけどな。僕の姉さま・・いや、知り合いにウェンディっていう美人でカッコイイ女性がいるんだけれど、彼女なんて豪快でさ。「人間、出すもの出さないと身体に悪いじゃない!」なんて笑い飛ばすくらい!僕も、我慢して溜め込んでいる方が不健康だと思うよ」

 

025

コゼット

(二人に背を向け、眉をひそめ)
「え・・?なんか、話が違う方向に・・・」

 

026

ユアン

(あっさりと)
「それより、座り心地はどうだったの?」

 

027

ティファ

(思いだしたように)
「ああ!イスの方は大丈夫でした!」

 

028

ユアン

(にっこり笑って、後半はティファの両肩に手を置いて、ティファの肩越しにコゼットに軽くウインクして)
「そう、よかった。・・それじゃあ、コゼット、もう少し、ティファをお借りするよ」

 

029

コゼット

(ポカンとして)
「え・・あ・・・はい・・・」

 

030

ユアン

(ティファと立ち去りながら)
「ところで、ガスパール叔父様の書斎って、どこかな?なんだか、珍しい本がたくさんあるから見においでって言われたんだけれど・・・」

 

031

コゼット

(悔しそうに地団太を踏んで)
「クゥゥウウ!!!何よ、アレ!!!恥をかかせるつもりが、余計にイイ感じになっちゃったじゃないっ!!!ユアン様も、どうかしてるわ!!人前で平気でオナラをする女がいいだなんてっ!!」

 

032

コゼット

(思いついたように)
「ちょっと待って!もしかして、そういう子の方が好感度が高いのかしら?ほら、ギャップが大切だっていうじゃない?日頃、可愛くておとなしそうで、トイレなんか絶対に行きませ〜ん!!って子が、いきなりオナラなんかすると、「おお、この子、かわいいな・・」なんて思っちゃったりするのかしら!?」

 

033

コゼット

(嬉しそうにポンッと手を打って、立ち去って)
「何よ!それならそうと、早く言ってくれれば!!・・よーし!!」

 

034

シリル

(マーカスと並んで歩いてきて)
「・・監督生の仕事って、本当大変ですよね。スペンサー先輩もユーン先輩もすんなりこなしていたから、もっと楽なものだと思っていたら・・・」

 

035

マーカス

(思いだすように)
「今年のヘイスティングスの監督生は、シリルとトマの弟のニルスと・・」

 

036

シリル

(明るく笑って)
「先輩の弟のマルコムです」

 

037

マーカス

(苦々しそうに)
「ああ・・・あいつが監督生とはな・・・やれやれ・・・

 

038

コゼット

(わざとらしく登場して)
「あ〜あ、今日はお客様がいっぱいで、たいへ〜ん♪何だか、疲れちゃったわ〜♪」

 

039

マーカス

(訝しげに)
「コゼット・・?

 

040

コゼット

(わざとらしく、可愛い子ぶってイスに座って)
「あら、こんなところにちょうどいいイスが♪ちょっと、座っちゃおうかしら〜♪・・・・キャ♪やだぁ、私ったらぁ〜♪」

 

041

シリル

(堪えきれず、大笑いして)
「プ・・・ククク・・・・アハハハハハハ!!!!」

 

042

マーカス

(つかつかとコゼットに歩み寄って厳しい顔で)
「コゼット・・・

 

043

コゼット

(わざとらしく、上目使いでマーカスを見て、後半は顔を隠して)
「あら、マーカスさん♪やだぁ・・・きかれちゃいましたぁ?・・・コゼット、恥ずかしい!キャッ!!」

 

044

マーカス

(眼鏡のふちを持ち上げながら不機嫌そうに)
「お腹の調子が悪いなら、自室でしばらく休憩してきて下さい。そんな状態でお客様の前に出てもらっては困ります

 

045

コゼット

(慌てて言い訳して)
「え!?これは・・っ!!違うんです、マーカスさん!これには、理由が・・・っ!!」

 

046

シリル

(笑いを堪えながら)
「先輩・・・ククク・・・この子、最高なんですけど・・・プププ・・・!!」

 

047

マーカス

(コゼットの腕を掴んで引きずるようにして)
「シリル!笑いすぎだ!・・・さあ、コゼット、行きますよ。理由なら後でゆっくりとききます

 

048

コゼット

(マーカスに引きずられながら)
「違う・・!!待って・・!!マーカスさん・・!!!ああああ〜〜〜!!

 

049

シリル

(笑いながら二人の後を追って)
「さすが、ヴェルニエ伯爵家・・・使用人達も個性的な面子が揃ってるなぁ・・・アハハハ・・・

 

050

ミネット

(颯爽と歩いてきて、一言、心底呆れたように)
「フン・・・本当、バカな子・・・

 
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