020 La reve des papillons I vol.3 Love from your Valentine :プロローグ用台本001  ・・・・・・・・・・・・・・

P-1クリスの独白

  ■概要
主要人数:1人
時間:


■ジャンル
ボイスドラマ、中世、ハートフル、ファンタジー

■キャスト
クリス (男、14歳、幽霊)

タイトル
時間
キャスト
セリフ・ナレーション

P-1

001

クリス

(明るく)
「本日は蝶の館・ラ・レーヴ・デ・パピヨンへようこそ!・・・フフ・・どこ見てるのさ!こっちだよ、こっち!・・・ああ・・・そっか・・・・ボクの声は聞こえるけれど、姿は見えないんだね。・・寂しいけれど、こればっかりは、仕方がないよね。でも、キミに声が届いただけでも、嬉しいよ・・・はじめまして!ボクの名前はクリス。もう随分前から、このハウエル家に憑いてる幽霊さ」

クリスの独白

002

クリス

(明るく)
「そっちのキミは久しぶりだね。ガスパールの館、オ・クレール・ドゥ・ラ・リュヌで会って以来だっけ?フフ・・元気にしてた?」

 

003

クリス

(感慨深げに)
「ここに遊びに来るのも随分久しぶりだなあ・・・。小高い丘の上に、ひっそりと佇む古城。『蝶の夢』と名付けられた、ここラ・レーヴ・デ・パピヨンは、今は亡き当主のロバートと、その妻カミーラが二人の子供達のために残した『愛のゆりかご』」

クリス

004

クリス

(寂しげに)
「天窓から差し込む優しい光と、アンティークな調度の数々。邸内には、いつでも甘いお菓子の香りが漂い、ゆったりとした時間が流れていく。どこか懐かしさを感じさせるのは、誰もが一度は通ってきた、あのキラキラと輝いていた子供時代を思い出させるから・・まるで、そのまま、時がとまってしまったかのように・・」

 

005

クリス

(明るく、いたずらっぽく)
「さて、パピヨンの住人を紹介しようか。ここの現在の主はミック。ほら、そこの生意気そうな少年だよ。本名、マイケル・モーリス・ハウエル。ボクに似ているって、誰かが言っていたけれど、本当、冗談じゃないよ!悪いけど、ボクの方が数倍、美少年だったからね」

TIME:

006

クリス

(ちょっと寂しげに)
「入口でキミたちを迎えてくれたのが、ミックの姉のミシェル。本名、ミシェル・ローズ・ハウエル。天使のように可憐だった彼女もすっかりお姉さんになっちゃったね。・・・まあ、色々とあったから・・仕方ないのかもしれないけれど・・」

 

007

クリス

(あっさりとからかうように)
「それから、何といっても、忘れちゃいけないのが、パピヨンの名物執事・アルマン。ハウエル家の当主・チャールズや、ラングフォード家の当主・アルフレッドと共に過ごしていた学生時代からは想像もつかない程の変貌ぶり!・・とはいえ、不器用でおかたくて、情に脆いところは相変わらず」

 

008

クリス

(ちょっと苦笑いをして)
「最後に、そこでクレープを焼いている家政婦のセシリア。ボクの苦手なフォレスター三姉妹の長女なんだけど・・・次女はルドロウのチャリティ、三女はエグレッタのクローディアって言えば、わかるかな?・・・そう、彼女達にはボクの姿が見えるんだ・・だから、どこの館に行っても下手なことができないんだよね・・やれやれ・・」

 

009

クリス (楽しそうに)
「フフ・・・今日は随分と懐かしいゲストや、パピヨンでは滅多に見かけることのない珍しいゲストも来ているみたいだね・・何だか一波乱ありそうな予感・・・」
 

010

クリス (楽しそうに)
「さーて、セシリアに見つかって注意される前に、ひとまず退散するよ!たまに、こっそり話しかけるから、ビックリしないでよね。じゃあ、また後で!」
 
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