022 Ludlow Castle II prologue - The time of my life :芝居用台本010  ・・・・・・・・・・・・・・

S-10 ノーマン×シェーラ

  ■概要
主要人数:2人
時間:


■ジャンル
ボイスドラマ、中世、ハートフル、ファンタジー

■キャスト
ノーマン (男、22歳、ハウエル伯爵家・従僕)
シェーラ (女、17歳、ハウエル伯爵家・メイド)

タイトル
時間
キャスト
セリフ・ナレーション
S-10      
ノーマン×シェーラ

001

シェーラ (指を折って思い出しながら歩いてきて、最後は立ち止まって腕を組んで憮然とした様子でブツブツ言いながら)
「バルコニーの掃除は終わったし・・次は、書斎にいらっしゃる旦那様にお茶をお届けして、サロンのテーブルクロスを新しいものと取り換えて・・・それから・・・ああ!アリスンさんが逃げたせいで、ゲストルームのベッドメイキングも私がしなくちゃいけないんだったわ!!もう何だって、私が・・・」

 

002

ノーマン (後ろ手に何かを隠してシェーラに近づいて)
「あっ!シェーラ、ちょうどいいところに!ねえ、シェーラ、じつは・・・」
ノーマン、シェーラ

003

シェーラ (ノーマンを遮るように、いきなり振り返って怒ったように)
「なんなんですかっ!」
 

004

ノーマン (驚いたように目を見開いて仰け反って)
「うぉあっ!!」
TIME:

005

シェーラ (我に返って、慌ててノーマンに近寄って、申し訳なさそうに)
「あぁっ!ノーマンさん!!ごめんなさい、私ったら・・・」
 

006

ノーマン (苦笑して)
「僕・・もう、何か、シェーラに怒られるようなことしたっけ?」
 

007

シェーラ (首を振って否定して、ペコリと頭を下げて、頭を上げて怒った様子で)
「違うんです!!本当にごめんなさい!・・・それもこれも、全てアリスンさんが・・!」
 

008

ノーマン (にっこり笑って、あっさりと)
「アリスンが・・どうかした?」
 

009

シェーラ (勢いよく言ってノーマンに近づいてから、ノーマンが近いことを恥じて後ろを向きしおらしくなり、最後は振り返って上目使いで)
「そうなんですよ・・っ!・・・・って、ああ・・・いえ、たいしたことじゃないんです!・・それより、何か私にご用だったんじゃ?」
 

010

ノーマン (思い出して、気まずそうに後ずさりして)
「あ・・ああ・・あれね・・」
 

011

シェーラ (にっこり笑って首を傾げて)
「何ですか?」
 

012

ノーマン

(苦笑しながら、歯切れ悪そうに)
「あ・・いやぁ・・もう、いいかなぁ〜。・・・ん・・なんか、ちょっと、タイミング悪いっていうか・・・今は微妙っていうか・・・」

 

013

シェーラ (キョトンとして)
「ん?だって、私に用事があったから、声をかけたんでしょう?」
 

014

ノーマン

(苦笑しながら、歯切れ悪そうに、最後はあっさりと)
「いやぁ・・そう・・なんだけどぉ・・・あ〜・・・んん・・やっぱ、いいや!別にたいしたことじゃないから!」

 

015

シェーラ (ノーマンを問い詰めるように上目使いで)
「え?そんな!言いかけてやめるなんて、気になります!何ですか?」
 

016

ノーマン

(苦笑して言い辛そうに)
「んんん〜〜・・・実はさぁ、さっきロバート様の部屋のベッドの下を掃除していたら、見つけちゃったんだよねぇ・・」

 

017

シェーラ (キョトンとして)
「見つけちゃったって?」
 

018

ノーマン

(ゆっくり手を差し出して)
「いや・・・これなんだけど・・」

 

019

シェーラ (ノーマンの手を覗き込んで、悲鳴を上げて立ち去って)
「これ?・・・・キャーーーーーーーーッ!!!」
 

020

ノーマン

(慌てて、手だけシェーラを追って、その後肩をすくめて、最後は明るく退場して)
「・・って!ちょっと、待って、シェーラ!!・・・まぁ、こうなるよね。オモチャなんだけどなぁ、これ・・・。本当はシェーラを軽く驚かせて、種明かしして、『やだぁ、ノーマンさんったらぁ〜!もう!』・・なーんてのを期待してたんだけど・・。これで、オモチャでした〜なんて言ったら、しばらく口きいてもらえなそうだもんな。・・・黙っておこーっと・・・」

 
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