S-11　ノーマン×アンディ

001

（溜息をついてがっかりした様子で）
「はぁ・・・そりゃあ、そうだよなぁ・・・まあ、あれだけ・・・ん・・・でもなぁ・・・はぁ・・・」

002

（アンディを見つけて茶化したように）
「おぉっ！悩める少年はっけーーーん！」

003

（呆けた顔で振り返って、すぐにやる気なさそうに顔を背けて溜息をついて）
「あん？・・・・あぁ・・・ノーマンさんか・・・はぁ・・」

004

（笑いながらアンディに近づいて）
「なんだよ、なんだよ、その冴えない顔は〜！」

005

（テンション低めの声で項垂れて）
「何でもないっす・・・・はぁ・・・」

006

（アンディの肩に腕をかけて、明るく軽く）
「何でもないって・・見た目にそれだけ落ち込んでりゃ、誰でも気がついて声かけるって！ほら、悩み事があるんなら、この僕に打ち明けてごらん！相談に乗るよ〜ん？」

007

（ノーマンの腕をゆっくりとどかして）
「いや、結構です。ノーマンさんに相談するくらいなら、他の人に相談します」

008

（明るい笑顔で）
「言ってくれるねぇ、アンディ！ハンッ！こう見えても、僕ってば、意外と頼りになるんだぜ〜♪」

009

（ダルそうに）
「いやいや、意外すぎて、ちょっと、信じられないんで・・」

010

（人差し指を立てて明るく笑いながら）
「チッチッチッ！話してみなよ、少年！経験豊富なこの僕が、スパッと解決してやるから！な？な？」

011

（そっぽを向いたまま独り言のように）
「はぁ・・・やっぱり、結婚しちゃうんだなぁ・・・って思って・・」

012

（キョトンとした顔で）
「結婚？え？誰が？誰が？」

013

（遠くを見て、がっかりした様子で）
「マーガレット様ですよぉ・・・」

014

（ポンッと手を叩いて明るく、後半は気づいて笑いを堪えるように）
「ああ！！マーガレットお嬢様のことかぁ！！そりゃあ、あれだけ、美人で聡明で優しけりゃ！・・・って、あれ？もしかして、アンディって・・・まさか・・っ！うぷっ！・・うぷぷぷぷっ！！！」

015

（グルンと首を大きくまわして、ノーマンを睨んで）
「なぁにかっ！？」

016

（笑いを堪えながら、感心した様子でわざとらしく）
「プフフフーーーーッ！！ん・・・いや、何でもない、何でも！プフーーー！！んん〜、そっかぁ、あ、いやぁ、気づかなかったなぁ〜、なるほどぉ〜〜！マーガレット様とはねぇ・・・プフーーーッ！！アンディとじゃあ、ちょぉ〜〜っと、身分が・・・プフーッ！！」

017

（顔を背けて嫌そうに吐き捨てて、うんざりした様子で立ち去って）
「だぁから、言うの嫌だったんだよっ。本当、相談する相手、間違えたわ。いけない、いけない。判断能力、相当鈍ってるなぁ・・・。あぁ、もう、いいっす！んじゃ、僕、次の仕事があるんで・・」

018

（笑いながらアンディを追いかけて）
「アハッ！！おいお〜い、アンディ！違うって〜！アンディのこと笑ったわけじゃないんだよぉ〜！最近、笑い上戸でさぁ〜、ちょっとしたことでも、す〜ぐ、笑っちゃうんだよねぇ〜。プハハハ！！お〜い、アンディってばぁ〜！！」