022 Ludlow Castle II prologue - The time of my life :芝居用台本012  ・・・・・・・・・・・・・・

S-12 タリア×シェーラ

  ■概要
主要人数:2人
時間:


■ジャンル
ボイスドラマ、中世、ハートフル、ファンタジー

■キャスト
タリア (女、23歳、ハウエル伯爵家・メイド長)
シェーラ (女、17歳、ハウエル伯爵家・メイド)

タイトル
時間
キャスト
セリフ・ナレーション
S-12      
タリア×シェーラ

001

シェーラ

(タリアを見つけて慌てて駆け寄って)
「あっ!タリアさん!!」

 

002

タリア

(振り返って、穏やかに)
「あら、シェーラ、どうしたの?」

タリア、シェーラ

003

シェーラ

(ちょっとはにかんで)
「あの・・・ちょっとお尋ねしたいことがあって・・・」

 

004

タリア

(優しく)
「なにかしら?」

TIME:

005

シェーラ

(照れた様子で言い淀んで)
「来月、開かれるパーティーには・・・あの・・・その・・・」

 

006

タリア

(あっさりと)
「パーティーがどうかした?」

 

007

シェーラ

(手を組んで照れたように)
「あのぉ・・・あの方も出席なさるんでしょうか?」

 

008

タリア

(首を傾げて)
「あの方・・?」

 

009

シェーラ

(両手を頬にあてて)
「ええ・・・王子様のように素敵な・・・キャ・・・!」

 

010

タリア

(キョトンとして)
「王子様・・・・チャールズ様のこと?」

 

011

シェーラ

(首を振って)
「違います!・・・そりゃあ、チャールズ様は華やかで素敵だけれど・・」

 

012

タリア

(腕を組んで考えながら)
「ウィリアム様のこと?・・・まさか、ロバート様のことじゃないわよね?」

 

013

シェーラ

(真剣な眼差しで、後半はまた照れたように俯いて)
「いいえ!お二人とも違います!チャールズ様のお知り合いの・・・」

 

014

タリア

(口元に指先をあてて)
「チャールズ様のお知り合いの王子様・・・・ガスパール様のことかしら?」

 

015

シェーラ

(真剣な眼差しで、後半はまた照れたように俯いて)
「とんでもない!ヴェルニエ子爵様は、イザベル様の・・・!そんなだいそれたこと!!」

 

016

タリア

(考えるように)
「だったら・・・アルフレッド様?まあ、あの方も素敵だし、王子様って言えば、王子様・・・」

 

017

シェーラ

(首を振って否定して、後半は両手を組んで祈るようにうっとりと)
「いいえ、違います!もっと、軽やかで、こう、キラキラ輝いていらして・・・」

 

018

タリア

(難しい顔で)
「キラキラ・・・?そんな方、いらっしゃったかしら・・・?」

 

019

シェーラ

(首を振って否定して、後半は両手を組んで祈るようにうっとりと)
「ええ!先日もロバート様がお戻りになった際に遊びにいらして・・・」

 

020

タリア

(ちょっと考えて思い出したように手をポンッと打って)
「ん・・・ああ!アルマン様のこと?」

 

021

シェーラ

(顔を輝かせて、嬉しそうに)
「そうです!!キャ!!・・・あの方は本当に素敵で・・・以前、ロバート様がパティシエに頼んで、とびきり辛い唐辛子入りのケーキを用意させたんですが・・・。何も知らないアルマン様は、そのケーキを一口召し上がって・・・」

 

022

タリア

(驚いたように)
「ええ!?唐辛子入りのケーキ!?まあ!ロバート様ったら・・・!!」

 

023

シェーラ

(顔を輝かせて、嬉しそうに)
「怒りだすかと思ったら、口元に手をあてただけで、何もおっしゃらなくて・・・とてもお優しい方なんです!」

 

024

タリア

(苦笑して)
「辛すぎて、口がきけなかったんじゃないかしら?」

 

025

シェーラ

(うっとりした様子で)
「その後、ほんのり頬を染めて、少し潤んだ瞳でロバート様を見つめていらして・・・その美しさといったら!!」

 

026

タリア

(呆れたように)
「きっと顔が真っ赤になって、涙が出る程、辛かったのね・・」

 

027

シェーラ

(遠くを見つめてうっとりと)
「あれ以来、あの方の麗しいお姿に、すっかり心を奪われてしまって・・・ああ・・・遠くからでもいいから、一目お会いできればと・・・キャー!!」

 

028

タリア

(困ったように笑って、後半は思い出したように)
「随分、変わった趣味ね。・・・ああ、でも、確か、招待客のリストにアルマン様のお名前もあったとおもうわ・・・」

 

029

シェーラ

(目を輝かせて明るく立ち去って)
「本当ですか!?ああ!!あの方にお会いできるのね!もう、それだけで、俄然やる気が出てきました!ありがとうございました、タリアさん!さーて、お仕事がんばろーっと!!!」

 

030

タリア

(ひきつた笑いでシェーラを見送って、後半は眉をひそめて首を傾げながら)
「頑張ってね・・・。・・・それにしても、アルマン様とはね。軽やかでキラキラ輝いてる王子様・・ねぇ?いつもロバート様のいたずらにひっかかって、怒ってばかりいる印象しかないんだけれど・・・どう考えてもシェーラの理想像からは遠いわよね・・・うーん・・・・シェーラのメガネ、あってないんじゃないかしら?」

 
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