025 Egretta Sacra III vol.1 :芝居用台本005  ・・・・・・・・・・・・・・

S-5 Christmas wishes

  ■概要
主要人数:4人
時間:
6,00

■ジャンル
ボイスドラマ、中世、シリアス、ファンタジー

■キャスト
イヴェット(女、18歳、メイド)
スヴェン(男、25歳、家令)
ハリー(男、17歳、近侍)
ノア(男、17歳、小姓)


タイトル
時間
キャスト
セリフ・ナレーション

S-5

 

  (英字新聞を片手に登場するイヴェット)

Christmas wishes

001

イヴェット (『We wish you a merry christmas』の曲に合わせて歌いながら楽しそうに登場して)
「We wish you a merry christmas! We wish you a merry christmas! We wish you a merry christmas and a happy new year♪」
イヴェット、スヴェン、
ハリー、ノア

002

イヴェット (両手を胸の前で組んでうっとりとした様子で)
「あぁ〜、もうすっかりクリスマス一色ね〜〜〜!!!・・・とはいえ、さすがにエグレッタには、クリスマスカラーの赤と緑はあんまりないけれど・・・こういう、ダークな感じのクリスマスも一風変わってて素敵!」

 

003

イヴェット (大振りで嬉しそうに)
「しかも、今日のパーティーは何と!仮面舞踏会!!あぁ〜〜、ミステリアスだわ〜〜!!これで殺人事件でも起こってくれれば言うことなし!!」
TIME:6,00

004

イヴェット (思い出したように新聞を広げて、最後は口元に指を当て考えるように)
「おっと!いけない!!今日の私の運勢は・・っと・・・!今日は、過去に関連するものに吉運が宿ります。そこから何かをつかもう…という意識をもって接してみて。何気ないことでも、飛躍のチャンスを呼び込んでくれるかもしれません。あるいは、状況を好転させるためのキッカケになるかも!・・・・うーん・・・過去に関連するものねぇ・・・何かあったかしら??」
 

005

イヴェット (思い直したように新聞に目を落として、最後は大袈裟にアクションして)
「ま、いいわ。さてさて、恋愛面は・・・っと。ロマンチックなムードを大切にすると◎。積極的にプッシュするより、行き違いが起きないよう配慮を。・・・フンフン・・・押してダメなら引いてみろ!!って感じなのね♪ラジャー★」
 

006

イヴェット

(また新聞を広げて、表情を豊かに振る舞った後、うろうろしていて、スヴェンに突進されて派手に転んで)
「ん・・・?・・・『今日は軽い会話が真剣トークに発展』?・・・なぁに?ちょっと、気になるじゃなぁ〜い♪・・・さて、仕事運は・・・っと。『人脈がものをいう』・・・人脈・・・ねぇ?んん・・・ま、いいわ。『ラッキーアイテムはハンカチと古い写真』ん???・・ハンカチなら持ってるけど・・古い写真なんてエグレッタ・サクラには持ってきてないし・・・うが・・・っ!!!」

 

007

スヴェン (手紙と古い写真を片手に焦った様子で登場して、イヴェットにぶつかって)
「まさか・・・そんな・・・っ・・・・!・・・っ・・!!」
 

008

イヴェット (カエルのようにペッシャンコに転んだ状態で)
「・・・んぐ・・っ・・・!!こ・・・このパターン・・・以前にも・・・どこかで・・・・」
 

009

スヴェン (慌ててイヴェットに近寄って)
「あぁ・・・っ!!イヴェット・・!!大丈夫ですか!?」
 

010

イヴェット (転んだ状態のまま、ゆっくり顔だけ上げながら)
「あうぅ・・・スヴェン・・さん・・・っ!!」
 

011

スヴェン (片膝をついて、心配そうに片手を差し出して)
「私の前方不注意で・・申し訳ない。・・・怪我はありませんか?」
 

012

イヴェット (自分の力で立ち上がって、足をガニ股に開いて、スカートのほこりを払いながら手をパタパタ振って、最後は我に返って足を閉じて媚びた様子で)
「んぐ・・っ・・!!よっこらせっ・・と!・・・もう、アレクさんの突進に比べれば、こーんなの、ぜーんぜん、たいしたことないでしぃ・・・って、あ、いや・・大丈夫ですぅ!よそ見をしていた私がいけないんですからぁ・・オホホホ♪」
 

013

スヴェン (ゆっくりと立ち上がって微笑んで、すぐに手元の手紙に目をやり厳しい表情で立ち去り、この際に写真を落としていく)
「フ・・・そうですか。よかった・・・・。・・あぁ・・すみません、イヴェット。私は急ぎの用事がありますので、失礼します」
 

014

イヴェット (スヴェンを追いかけるように手を伸ばして、後半は悔しそうにフルフルして、最後は床に落ちている写真を見つけて拾おうと屈んだところを後ろからハリーに追突されて)
「あぁぅ・・っ!!・・・うぅぅうう・・・もう、せっかくスヴェンさんとお話できるチャンスだったのにー!・・・ん?あら?何かしら・・?写真・・?しかも、随分と古い写真ねぇ・・・スヴェンさんのお姉様達かしら?・・・あれ?これって・・・・んが・・・っ・・!!!」
 

015

ハリー (腕を組んで口元に手をやり考え事をしながら登場して、屈んでいるイヴェットに気づかずぶつかって)
「なんか、おかしいよなぁ・・・ノアのヤツ。さっきまでその辺にいたかと思ったら、いきなりいなくなるし・・・そんなに色んな仕事を頼まれているわけじゃないはずなのに・・・うおぁ・・っ・・!!」
 

016

イヴェット (写真と新聞を持ったまま、カエルのようにペッシャンコに転んだ状態で)
「・・・んぐぁ・・っ・・・!!ほ・・・本日・・・二度目・・・・ぐはぁ・・・っ!!」
 

017

ハリー (驚いた様子でイヴェットに近寄って)
「え?何!?・・・イヴェット!?どうして、こんなところに・・・!!」
 

018

イヴェット (転んだ状態のまま、ゆっくり顔だけ上げながら)
「あうぅ・・・ハリー・・さん・・・っ!!」
 

019

ハリー (慌ててイヴェットに手を差し伸べて)
「ごめん!まさか、人がいるなんて、思わなくて!!全然、気づかなかったよ!」
 

020

イヴェット (ハリーの手を取って起き上がって)
「・・・あぁ、突き飛ばされるのは毎度のことだし、慣れっこなんで・・っ!・・・っしょっと!」
 

021

ハリー (首を傾げて)
「毎度のこと・・?」
 

022

イヴェット (パタパタと手を振って)
「あ〜、いやいや、こっちの話ですぅ♪それより、ハリーさん、どうかしたんですかぁ?」
 

023

ハリー (苦笑いしながら、後半はガバッとイヴェットに顔を近づけて、こそこそ話をするように)
「あ、いや・・・たいしたことじゃないんだけど・・・あのさ、イヴェット・・・ノアを見かけなかった?」
 

024

イヴェット (キョトンとした様子で)
「え?ノアさんですかぁ?ノアさんなら、先程、外のバラ園で・・・」
 

025

ハリー (ちょっと考え込むように)
「バラ園・・?ノアが・・?そんなところで何して・・・」
 

026

イヴェット (照れたように、後半は思い出すように)
「何だか急いでいる様子だったので、声をかけそびれちゃって・・・確か、離れの方からいらしたような・・・」
 

027

ハリー (訝しげに、途中から何か思いついたように顔を上げて、最後は慌てた様子で)
「離れって・・・だって、ノアは離れには入れないはず・・・まさか・・っ!シャルロ・・・っ・・!・・・あぁ、ごめん、イヴェット!僕、行かなくちゃ!また後で!」
 

028

イヴェット (ハリーを追いかけるように手を伸ばして、後半は悔しそうに地団太を踏んで)
「あぁ・・っ・・ハリーさんっ!!・・・うぅぅうう・・・またしてもチャンスを逃したりっ!!」
 

029

イヴェット (ドサリとソファに腰を下ろして、途中新聞を睨みながら、ふと写真に気づいて、最後はテンションMAXで)
「ふぅ・・・それにしても今日はよく人とぶつかる日だわ・・・フン!だったら、そうと書いておいてくれればいいのに、この占い!!・・・あ・・そういえば、この写真・・・スヴェンさんに届けた方がいいわよね・・・あれ?ちょっと待てよ?これって、古い写真・・?ああああ!!!今日のラッキーアイテムじゃなぁ〜〜〜いっ!!!きゃああ!!」
 

030

ノア (そっと登場して、イヴェットの後ろから優しく声をかけて)
「フフ・・何だか随分と楽しそうだね、イヴェット」
 

031

イヴェット (嬉しそうに後ろを振り向いて、ノアの存在に気づいて驚いて仰け反って)
「えぇ、そりゃあ、もう・・っ!!・・・うぁああ・・っ・・!!ノ、ノアさん・・っ!?」
 

032

ノア (ゆっくりとソファの肘掛の腰を下ろして)
「僕の名前が聞こえたような気がしたんだけど・・・違ったかな?」
 

033

イヴェット (緊張した様子で)
「え・・!?あ、あぁあぁ・・!!えっと、ハリーさんが、ノアさんのことを探してて・・・っ!!」
 

034

ノア (首を傾げて)
「僕のことを・・?」
 

035

イヴェット (首を傾げながら、後半は思い出したようにポンッと手を叩いて立ち上がって)
「先程、離れの方から歩いてくるのを見かけたって言ったら、血相を変えて出ていっちゃって・・・ああ!ノアさんは、ここにいましたよーって伝えに行かなくちゃ!」
 

036

ノア (イヴェットの腕を掴んで、にっこり笑って。後半はハンカチを取り出して、イヴェットの顔を拭いてあげて)
「大丈夫・・・僕が行くから。ありがとう、イヴェット。・・ん・・ほら、ここ、汚れてる。せっかくのかわいい顔が台無しだよ」
 

037

イヴェット (胸の前で腕を組んで、うっとりとした様子で)
「はぁぅうう・・・ノアさん・・・!!」
 

038

ノア (にっこり笑ってハンカチを手渡して、後半は思い出したようにイヴェットに近寄って写真をスッと取り上げて)
「じゃあ、僕はハリーさんを追いかけるね。そのハンカチは気が向いた時にでも返してくれればいいから・・・あぁ、そうだ。これ・・・」
 

039

イヴェット (ちょっと慌てて手を伸ばして)
「あぁ・・!!それは・・スヴェ・・・っ・・・!」
 

040

ノア (イヴェットを遮って)
「僕からスヴェンさんに返しておくよ。お伝えしたいこともあるしね・・・それじゃあ、イヴェット・・今日は忙しいけれど、頑張って。また、後でね」
 

041

イヴェット (ノアの後ろ姿を見送って、心を奪われたように、ボーッとして、途中からノアの真似をして、後半はメロメロ状態で)
「あぁ・・・ノアさん・・・!!『せっかくのかわいい顔が台無し・・』だなぁ〜〜んて、ねぇ、聞いた?聞いた??もぅ!イヴェット、照れちゃうわぁ〜〜〜!!!」
 

042

イヴェット (新聞を片手に嬉しそうにはしゃいで、途中からはうっとりと、後半はハンカチのイニシャルに気づいて首を傾げて、最後は思い直したように元気に)
「むふふふ♪『ラッキーアイテムはハンカチと古い写真』・・・なんて、まさに大当たりっ!!しかも、このハンカチ・・・すっごく、いい匂い♪・・・ん・・ノアさんがつけているコロンの香りかしらぁ?・・・ん・・?P・・J・・・L・・・?確か、ノアさんの名前は、ノア・ハイラム・トンプソンだから、イニシャルならN・H・Tよね・・・まさか、女・・・っ・・・!?・・・あ、いやいや・・考えすぎよね・・・どっかのメーカーの名前かもしれないし♪・・・きちんと洗って、アイロンかけて、ノアさんのお部屋まで返しに行かなくちゃ〜♪」
 

043

イヴェット (退場しようとして立ち止まって首を傾げて、最後はあっけらかんと言いながら退場して)
「・・・あれ?そういえば、さっきの写真・・・持ち主がスヴェンさんだって、何でわかったんだろう・・・?・・ん・・ま、いっかぁ〜♪フフフーン♪」
 
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