042 ludlow anecdote 3 Bar De Esperanza :芝居用台本001  ・・・・・・・・・・・・・・

S-1 Con pan y vino se anda el camino

  ■概要
主要人数:2人
時間:


■ジャンル
ボイスドラマ、西部開拓時代、コメディ

■キャスト
ショーン (男、22歳、マクレーン家・長男、店主の息子)

ベニータ (女、20歳、ジプシー、バル・デ・エスペランサ・スタッフ)

タイトル
時間
キャスト
セリフ・ナレーション
S-1     (バーボンの酒瓶を肩に乗せるように登場するショーン)

Con pan y vino se anda el camino

001

ショーン (気だるげに歩きながら大袈裟に顔をしかめ、ソファにドサリと腰を下ろし、バーボンを飲んで腕で口元を拭って)
「かぁ〜〜〜っ!・・・ったく、朝から、働きっぱなしだぜ!ま〜だ昼飯も食ってねぇっつーのに・・・『忙しいのはいいことよ!ショーン!あんたはまだ若いんだから、文句を言わず、働け!』なんて・・・クソ!母ちゃんの奴!・・・オレァ、馬車馬じゃねぇんだぞ!?ちょっとぐらいは、休ませろってんだっ!・・・ゴクゴク・・・クゥゥゥ〜〜〜っ!やっぱ、労働の後の一杯は堪んねぇなぁ〜!」
 

002

ベニータ (籠に入れたフルーツを持って登場して、すぐにショーンに気づいて)
「あら、ショーン坊ちゃん」

ショーン、ベニータ

003

ショーン (ベニータに気づいてニヤリと笑って腕を上げて)
「よぉ!ベニータ!しっかり、働いてるかぁ?」

 

004

ベニータ (呆れた様子で)
「ま〜た、こんなところでサボって・・ミラさんに見つかったら、叱られるわよ?」
TIME:

005

ショーン (ソファにもたれ、いたずらっぽく顔をしかめ)
「ハンッ!叱られんのは、もう慣れっこだからな。別に今更・・」
 

006

ベニータ (ちょっと意地悪く)
「昼間っから、お酒を飲んで・・随分といいご身分ですこと」
 

007

ショーン (身体をおこし、大袈裟なアクションで)
「おいおい!ちょっと待て!じゃあ、ここに来てる客はどうなんだよ!皆、昼間っから酒を飲んでるじゃねぇか!」
 

008

ベニータ (クスリと笑って)
「フフ・・あら、皆はいいのよ。一週間、目一杯働いて、ようやくやってきた休息日だもの。そのくらいの楽しみがなくちゃ、やってられないわ」
 

009

ショーン (ニヤリと笑って親指で自分を指して)
「それなら、オレだって、きっちり働いてるぜ!」
 

010

ベニータ (呆れた様子で)
「よく言うわ。バルの手伝いをするのは、せいぜい週3〜4日でしょう」
 

011

ショーン (軽く頭を掻いて笑いながら)
「いや、そりゃあ・・皆がこーんなに美味そうに飲んでるとこ見てたらさぁ、ついこっちまで飲みたくなっちまうだろ?」
 

012

ベニータ (肩をすくめて素っ気なく)
「そうかしら」
 

013

ショーン (ベニータを無視して、ソファにもたれかかり、頭の後ろで手を組んで軽く顔をしかめ)
「でも毎日、飲んでると母ちゃんが煩ぇしさぁ・・・」
 

014

ベニータ (呆れたように首を振って)
「そりゃ、ミラさんじゃなくても怒るわね」
 

015

ショーン (ベニータを無視して、酒瓶を持ち上げ笑いながら)
「だから、これでも、オレなりに気を遣ってるわけよ」
 

016

ベニータ (軽くショーンを睨んで)
「・・・しかも、それ、店のお酒でしょう?」
 

017

ショーン (♪〜(・ε・ )口笛を吹いて、誤魔化すようにそっぽを向いて)
「ピュ〜♪いやぁ!今日も酒が美味いなぁ〜!」
 

018

ベニータ (溜息をついて呆れたように)
「はぁ・・まったく・・」
 

019

ショーン (ベニータの様子を伺いながら遠慮がちに、途中から自慢気に笑って)
「ま、まぁ、それに何つーか・・・オレのこの迸る才能?・・ってやつを必要とする輩も多くてな。こう見えて、意外と忙しいんだぜ?」
 

020

ベニータ (斜に構え目を細めてショーンを見て)
「迸る才能ねぇ・・」
 

021

ショーン (笑いながら)
「現に今日だって・・・」
 

022

ベニータ (ショーンを睨んで強めの口調で)
「どうせ、スウィート・マルベリー・ファームで馬の世話でもしてたって言うんでしょう?」
 

023

ショーン (ベニータに睨まれ、ちょっと圧倒されて)
「お・・おう・・・・おうよ!」
 

024

ベニータ (呆れたようにそっぽを向いて)
「頼まれてもいないくせに勝手にやってきて、自分の馬のように連れ出しては、そこら中、自由に乗り回してるって・・」
 

025

ショーン (目を見開き、身を乗り出して)
「お、おい・・っ!誰がそんなことをっ!」
 

026

ベニータ (あっさりと)
「ウェンディお嬢さん」
 

027

ショーン (大仰に顔をしかめ舌打ちし、噛みしめるように一人でブツブツ言いながら)
「チッ・・!あいつ、また余計なことをベラベラと・・・っ・・!!だから、いつまでたっても嫁の貰い手がねぇんだよ・・っ!だいたい、あいつはいつもいつも、人のことを目の敵にしやがって・・・」
 

028

ベニータ (あっさりと立ち去って)
「あたし、そろそろ行かなくちゃ。じゃあね、ショーン坊ちゃん。お酒はほどほどにね」
 

029

ショーン (慌てて手を伸ばし、立ち上がり、ちょっと焦った様子で声をかけて)
「お・・おい、ベニータ・・っ!ちょっと待てって!あいつの言ってることは全部ウソだからなーーっ!おい、ベニータ・・っ・・!」
 

030

ショーン (ドサリとソファに腰を下ろし酒を煽り、最後は誰かお客さんを捕まえて絡んで)
「ハン・・ッ!グビグビ・・っ!・・・ったく!どうりで、最近、バルの女達が冷たいと思ってたんだ!・・・クソッ!ウェンディの奴!あることないこと吹き込みやがって・・・ホント、質悪ぃったら、ありゃしねぇ!・・・お!兄さん、いいところに!ちょっと、オレの話聞いてくれよ!実はウェンディっていう幼馴染みがいてさぁ〜!これが、本当、自分勝手でワガママな女でさぁ〜!おっと、兄さん、何か飲むかい?話、長くなるから、オレが注文してきてやるよ!まあまあ、遠慮するなって・・っ!」
 
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